冬休みの読書用に借りていた本。
安心して読める、間違いない一冊。

サンタ・エクスプレス ~季節風・冬 重松 清
鈴の音が響く季節に、心が温まるような物語。12編。
女子高生、悩めるダンシ、冴えない父親など、、、
憎めない主人公達が奏でる冬物語。
これまでに、ホロッと泣かされることが多かった重松作品。
決して電車の中で読んじゃいけない。
短編集なので、、、と油断しないよう。。。笑
ウチに籠もって読む。
どうしてこんなに女子高生の気持ちがわかるんだろう。
小さな女の子の気持ちも。
冴えない男子の気持ちは、男性作家だから描きやすいのかもしれないけど。
それにしても、やっぱり納得の安心感。
短いお話の中に、伝えたいことがちゃんと詰まってる。
フフッ、と笑ってしまったり、
キュン、と胸が締め付けられたり。
四季シリーズになってるようなので、
他の季節の物語も読んでみたいな~

冬は苦手だけれど、ココロがあったかくなる物語でした
