脳科学者の茂木健一郎さん。
ツイッターで、毎日“連続ツイート”をしてる。
お題にそって、即興で文章を組み立てツイート。
難しい話題から、身近な話題まで、お題は多岐にわたっている。
今朝のツイートは『他力本願』
昨今では「他人任せ」という否定的な意味で使われがちだが、本来は仏教用語。
自分の力だけでは及ばないことがあることを認め、ゆだねる。ポジティブな意味。
「自分が変わる」ために、他人の存在が必要。
誰かが目の前にいると、異なる自分が立ち上がる。
例えば、、、Aという人がいて。その相手がBさんであるか、CさんなのかDさんなのかによって、
対応が異なる。
だからこそ、多彩な人と向き合う必要がある。
ホームばかりで生きていると、新しい自分が生まれる機会を失う。
アウェーで活動して、初めて新しい人格が生まれるきっかけができる。
特に意識する必要はない。
文脈に合わせて自己を調整する無意識の働きが、創造のフロー状態を生み出す。
子どもは、相手によって自分を振る舞いを変えるということを、本能的に知っている。
脳の前頭葉を中心とする「文脈」に自分を合わせるダイナミクスによって、自分は自在に変わる。
だから、自分を変えようと思ったら、他者にゆだねるのがいい。
「他力本願」は合脳的である。
そもそも、全てひとりで抱え込む必要はない。ひとりで全てできる人などない。
他力本願を貫くには、自分をオープンにすること。
様々な人が、自分という「ハブ」を通して繋がっていくような、ネットワーク構造を作ること。
弱さ、至らなさをさらけ出していい!
フムフム。。。茂木さん。
すまいるも、かくありたい。。。