全12巻の予定で、現在5巻まで刊行されている『小説フランス革命』
図書館に予約してあったものが、ようやく手元に♪
小説フランス革命Ⅴ 「王の逃亡」 佐藤 賢一
王家の、そして自らの野望のために、革命の獅子となり活躍したミラボーの死。
そこから窮地に陥ったルイ16世は、王家の尊厳と家族を守るために、
ついに亡命を決意する。果たしてその運命は。。。
“ベル薔薇”ファンにはたまらない、ルイの、そしてアントワネット、フェルゼンの顔が、
思いっきり頭に浮かんでくるクライマックスの場面。
“ベル薔薇”では、ルイは冴えない王としての印象が強いけれど・・・。
この巻では、ルイの心理や考えを中心に描かれているので、
違う目線で逃亡劇を楽しめる。
ドキドキしながら、私もベルリン馬車に同乗している気分で読み進む。

フランス革命の中でも、大きな意味を持つこのヴァレンヌ事件。
面白くって!
シリーズ5作目、イチバン早く読み終えました!
Ⅵ巻は9月に刊行予定。
すぐ図書館に予約しなきゃ!