普段、ハードボイルドはあんまり読まないんだけど、、、にひひ
たまたま、雑誌で紹介されていたのを見て、
ちょっと読んでみようかな、、、と思ったのがコレ。
 
 
            夜を急ぐ者よ          佐々木 譲
 
         ’70年代のある一週間の間に、出逢い、恋に落ちたふたり。
         離れていた10年の間にそれぞれの身に起こったことは、、、
         追われる身となってしまった男・泰三と、傷つきながら生きてきた女・順子。
         偶然の再会によってまた沸き起こる感情。
         ふたりの運命、そして未来はいったい・・・?
         事件の中に、恋愛も絡んで進んでいく、ハードボイルドサスペンス。
 
 
いわゆる“裏の世界”が絡む事件。
『現実的』というよりは『娯楽性』のあるストーリーなので、
例えば映画のように、映像化しても面白いかも・・・。
 
解説で述べられているように、映画“カサブランカ”のような洒落た台詞、舞台設定、
詩情流れる恋愛&サスペンス。
 
泰三が、敵から逃れようとする場面も然ることながら、
私としては、順子が泰三に惹かれて恋に落ちていく場面が印象的。(^^;)
 
わかる。
心が響きあった瞬間。
こういう瞬間に、恋に落ちる。
 
あ、ものすごく順子寄りに読み進めてしまったかも。にひひ
 
しょうがないよね~、女性のほうに感情移入しやすいんだもん!
でも、この順子像。。。著者の願望も入っているかな?
きっと。。。
 
実際に、女性のみなさんはこんなに心が広いのかしら?
懐が深いのかしら?
さて、、(@@)?