今日はお昼からの仕事の為に、午前中から家を出て電車に乗って行ったけど…
反省しきりだったなぁ…
求められている事を上手く表現できなかったなぁ…
長い事この仕事を続けて来て、これまでにも何度も「ダメだったなぁ…」という事があったけど、その度に帰りの電車の中では、「あぁぁ…もっと頑張らなきゃダメだな…」という思いで一杯になってしまう…
仕事を終えた午後2時ちょっと前に、都内某所のスタジオから上記のように反省しながら山手線で池袋まで戻って来た僕。
「もっと上手くなりたいな～」と思いつつ、JRの改札から西武線の改札へ移動してホームへの階段を登ったら、あと２分で出る急行が停まっていた。
それに乗り込んだら、日曜午後の下り電車は思った以上に混雑していて、すでに空いている席はどこにも無かった。
それを見て「まあ、どこかの駅でドット降りて席が空くだろう」と、吊り革につかまって再び反省を始めた。
電車が動き始めてしばらく経った頃。
僕の左斜め前に座っていた男性客が、何だか落ち着きないような素振りを見せ始めた事に気づく。
「何だろう？」と思ってちょっと気にしていたら…電車が石神井公園駅を出た直後に男性客が立ち上がり、ドア前へ移動して行った。
その空いた席に「座ろうかな」と思った次の瞬間、僕は男性が立ちあがった理由に気づいた！
隣の人だ！
空いた席の左側に座っていた、観た感じ中学生くらいの男子が居眠りをしていて！
男性の方へ寄りかかっていたんだ！
男性客はその中学生を、起こすわけでも押し返すわけでもなく、席を移動して回避したのか！
回避はしたものの、他に席が空いていなかったのでドア前に立つ事にしたのか！
紳士だわ～！
受け流す事でトラブルを回避する、何て紳士なやり方なんだろう！
…と、その光景を見ていて思ったのは…先日、大船へ行く電車の中で遭遇したお爺さん！
やっぱり、そこまで目くじらを立てる事じゃないでしょ!?
あのお爺さんに今日の男性客の振舞いを見せて、反省して貰いたかったわ～！
ちなみに男性客はその後、ひばりが丘で空いた席に座り武蔵藤沢で降りて行った。
帰宅後。
原付に乗って、青梅にある母方のお墓の掃除に出かけた。
自分の「季節外れっぽさ」にヤケになったのか、「オ～～～シィィィィィ～～～～！ツクツクオ～～～シィィィィ～～～～！」と、「シ～～～」の部分が変な鳴き方をするツクツクボウシの鳴き声を聞きながら掃除をしていてふと…「東京の大都会にあるスタジオで仕事をした数時間後に、原付で青梅の山の中へやって来る」なんて、落差の凄さにちょっと驚いた。
ちなみに、まだ反省中です…