新年のご挨拶以来ぜーんぜんブログを更新しておらず…このまま放置になるのか?なんて思い久々にアプリを開けてみました。


昨夜はかなり揺れましたね?

皆様は大丈夫でしたでしょうか?

ついこの間3/11の追悼をテレビで見たばかりだったのでちょっとビクビクしました…

また福島・宮城の方に大きな地震という事でまだまだ油断ならない状況と思います。

生まれは福島なのでやっぱり心のどこかで心配になりますし、安全を祈るばかりです。

都内の方も停電やらで大変だった様で、うちはありがたい事にかなり揺れただけで無事でした〜。

引き続き皆様お気をつけ下さい。


と…言う事で…ここからは備忘録。


3月5日(土)、銀座の王子ホールでリサイタルをしました〜!👏👏👏👏〜

日本に帰国して10年。

節目の感じで企画しました。

そしてなんだかんだオペラ歌手になって20年くらい経つのかな…???

歌手歴云々では無いですが(まだまだ未熟者ですので)今回のプログラムはかなり凝りました!

それこそ23、4年前に出会った歌曲3つを軸にテーマを決めて選曲しました。

その3曲は実は初めてのお披露目でして、これまでちょっとずつ歌ってみては温めて来ました。


多分クラシックのリサイタルやコンサート、オペラに行く方々は良かったかもしれませんが普段行かない方にはお堅いプログラムだったかな…とちょっと遠い目で思い返しています。が!

やはりこだわりたいタイプなので今回は超真面目なプログラムを組みました!


「夢と眠りの先にあるもの」


とカッコつけたタイトルにしましたが、その通り夢や眠り、夜、そこから昼下がりの休息、白昼夢、悪夢、などなど。


詰め込むのが大好きな私ですが、今回は我慢してなんとか曲数も抑え、出来るだけ長くならない上楽しんでもらえる様に工夫しました。





沢山のお客様に来て頂けて本当に嬉しかったです。

そして!

このリサイタルはライブCDとして販売されます!

当日来れなかった方、来た方ウインク、来たかったお友達がいる方…もう一度あの感動をお家でも体験出来ます!!!グラサン

6月には販売出来るかな?とレコード会社の人とも話していたので5月ごろにまた宣伝出来るかと思います。

その時までに購入方法なども準備しますのでお待ち下さい!!!


そんなリサイタルにプログラムがこれ。


(写真で失礼…すごく素敵なプログラムを作ってもらいました)


今年は昨年末から新国立劇場で急遽「さまよえるオランダ人」に出演する事になり年末年始は七つの海をさまよっていましたが、2月に入りやっとリサイタルの準備。

もちろん以前からちょっとずつ歌ってきた物もあり、そして新しい曲もずーっと暇な時に練習していたので準備は出来てました。

でも結局スケジュール上追い込みが半端なかった。

結果的に無事歌い切ることが出来ました。


いつも通り反省点は多々あれど、それが今後の成長にも繋がるし、まだまだ頑張らないといけないなと気付く事も多かったです。


オペラに出る事が多く、私自身はオペラ歌手と名乗らせて頂いてますがやっぱり今回の前半で歌った歌曲達は楽しいなと思いました。

大学の頃から先生達に言われていた「歌曲はミニオペラだ、歌曲一曲をちゃんと歌えないならオペラ一本なんてもってのほかだ!」

これは今で私の中に強く残っています。

賛否両論あります。

歌曲と言うのは情景を聞き手に任せて我々歌手はそれを歌声で表す、と言うタイプもいれば私の様に劇場方(激情???)で演じるタイプもいます。

どちらが良くてどちらが悪いなんて一度も思った事が無いですが、やはりオペラ歌手として歌曲にもストーリーがあり演じる事は大切だなと思います。

もちろん全部を全部そうすべきでは無いですけどね。

ただ佇み歌で聴かせる事もとても重要です。


なぜこんな話をしたかと言うと、私は動きや顔がちょっとクセ強めだからですてへぺろ

それも含めて私の「スタイル」だから仕方ないかなぁって思ってます。


そんな中、やっぱりもっと歌曲も歌いたいなぁと思ってます。

以前にも歌った名曲達、楽譜だけ溜まってまだそこから私自身が歌ったことの無い曲達。

たくさんたーくさんあります。


またいつか皆様にも披露出来る場所を作らねば…


その時は是非お越し下さい。


それまでは…当分オペラのステージで皆様をお待ちしております!


今後の出演情報はまた別の日に書きますね!

今にらめっこしてる楽譜達を使って何に出るかをお知らせ〜


まずはこれ

モーツァルト「魔笛」ザラストロで出るよ


ベッリーニ「夢遊病の女」ロドルフォで出るよ


ドビュッシー「ペレアスとメリザンド」医者と羊飼いで出るよ

って映ってるやんか…



長くなってごめんね〜!


皆様引き続きどうぞよろしくお願い致します。