僕がこの事件を知ったのは、
TVドラマ『闇金ウシジマくん』です。

そのドラマを見た時は
実際に起きた事件とは知りませんでした。
ですが、youtubeで過去に起きた凶悪事件などの
再現ドラマを見ていた時に
この事件に関する再現ドラマがありました。

最初は
『大した事件じゃないんだろう。』
と思ってその動画を見ていたのですが
見ていくにつれて、
こんな事件がこの日本で実際に起きていたことに
驚きと恐怖が湧きました。

言葉は悪いですが、
"胸糞悪い事件"です。

今回はこの事件についてのことと
僕なりに思ったことを書きます。

この事件は簡潔に申し上げますと
何年間にもよる度重なるDVによって
恋人にマインドコントロールされ
親、家族、金全てを失う女がメインの事件です。

※事件の内容を全て書くのは
非常に長くなりますので、
割愛させて下さい。

この事件で最も怖かったのは
人は一度人を殺すと
追い詰められた時に
人を殺すことに罪悪感が薄れしまうことです。

大人5人、子ども3人がいて
たった1人の男に反抗できず
言いなりになり、その男の気に入らないことが
あれば、通電をされ
食事制限、排泄物の制限、睡眠の制限をされても
尚も従い、最後は家族によって殺されます。

松永太は所謂、普通の男では無いと思います。
サイコパスという言葉がありますが
彼は、そのサイコパスとも少し違うのではないかと思います。
彼の殺人は特殊で、先を見据えてます。
別の事件の少年Aのように
殺すことに快感を覚えたというのはなら
殺すことは許せないし、道徳に反すると思いますが
まだ話の筋は通ります。
ですが、松永が自らの手で殺したのは
1番最初の知人男性だけです。
それも、この知人男性の件は
証言台で緒方純子が証言しているように
故意では無かったのではないかと思います。
松永太は自分に"不利益"になる人間は殺します。
それも、"自分の手"ではなく
"他人の手"を使い殺させます。

僕自身、少し自分を怖くなったのですが
この事件を知り、ネット等で調べ
この事件に関する本も読みました。
そこで思ったことが
この松永太という男はある意味
"天才"ではないのかということです。
最低で人間のクズということは言うまでもありません。
ですが、1人の男が
大人5人を支配し操るというのは
容易ではありません。
それを松永太はやってのけています。
緒方純子の妹の旦那も
洗脳され、緒方純子の妹(自らの嫁)を殺していますが
彼は元々警察官です。
そんな、人間ですら支配しています。

"人間の弱み"というものを
松永太は完璧に理解し、利用しました。

松永太はなぜ、このような事件を起こしたのか
未だ、語っておりません。
松永太は自分に不利益にならないから
殺す動機が無いと語っております。
殺す動機など山ほどあるはずなのに。
証拠として、松永太と緒方純子は
何度か引越しをしています。
詐欺事件での逮捕を恐れてです。
逮捕を恐れるということは
罪の意識はあったものと思います。
罪の意識があったのなら、
毎日の幾度と無い通電、虐待などによる衰弱死。
それを目の当たりにしていた人間に
裏切られ、通報される恐怖こそが
松永太が緒方一家を殺害する動機だと思います。
肯定という意味では無く
彼のことを少しでも理解しようとしましたが
彼が何も語らないということと
彼の証言からは何も理解ができませんでした。

一体、彼は何の為に
このようなことをしたのか。

この男は監禁し、支配している間も
他に愛人がいました。
その愛人と遣う金が必要だったというのなら
まだ少しは理解できますが
それも違うのかなと思います。

この事件に関して
読んだ本の著者も書いておりましたが
一体、何だったのかが
あまり理解ができませんでした。

ですが、ひとつだけ分かったことがあります。

『ひとは弱い』ということです。


少し、違う見方をしてみたいと思います。

人は少しでも、他人より上に立ちたい。
人は少しでも、他人より評価されたい。
人は少しでも、他人より幸せになりたい。
人は少しでも、他人より生きていたい。

このモノサシは緒方一家にとって
全て、松永太という男です。

僕は一般の社会人です。
僕も
他人よりも上に立ちたいですし
他人よりも評価されたいですし
他人よりも幸せになりたいですし
他人よりも生きていたいと思います。
このモノサシは"会社"であり、"社会"です。

おそらく、私たちが思うことと
この緒方一家が思っていたことは
一緒だったんだと思います。
しかし、残念ながら
この緒方一家が住んでいたのは
"会社"でも"社会"でもなく"松永太"の中で
生きていたんだと思います。
僕もこの"松永太"という世界で生きていたと
すると、同じことをしていたかもしれません。
虫や動物の世界には、殺害が犯罪などという
ルールはありません。

生きる為に殺すのです。

そのルールが"松永太"の世界にはありました。
そう考えるとほんの少しだけ
辻褄が合うような気がします。



文書も内容もめちゃくちゃで
読みにくかったかもしれません。
申し訳ございません。
この事件について
ハッキリとした動機などが
分かっていないので
書くのが難しかったです。
もし、この記事を読んで下さった方が
いらっしゃいましたら
あなたなりの考えというのを
聞かせて頂ければと思います。
長々と最後まで読んで頂きありがとうございました。