【同じ事をする・・】
黙々・・淡々とした作業の中で思う事。
過去を振り返りそうになる案件は寄せ
例えば・・
演歌songはtaboo・・碌な感情が出ない(苦笑)
根がネガチブですから(笑)
そんなわけで邦楽など聞きながら(笑)
着物分解作業を
文章にしたらどんなんかなぁ~。
着物解く順番。
容疑者の過去を丸裸に・・
1、お袖外します。
2、襟外します。
(同時進行にて裏も外す)
3、衽から一気に裾を外す。
(同時に裏も外す)
4、本体・・バラバラ事件。
(裏地の有無確認。)
5、裏地、八掛バラバラ事件。
(有無完了)
6、糸除去。コロコロ出動。
(ひたすらコロコロ。)
この辺りで容疑者・・全落ち。
7、洗う。洗う。
8、アイロン。アイロン。
9、乾かし完了後、巻き巻き・・。
容疑者・・更正。
真っ当に生きるんだよぉぉ~~。
ほう~~。9項目で完了なんだな。
そうして・・姫の適切指導の下に
生まれかわります~♥
着物・・いりゅ~じょん・・
デザインともいいます(笑)
解いててね(笑)
・・大切にして貰ってたんだね・・
と、思う着物に出会うと嬉しいですよ。
そんな中・・でも
アクシデントがあるんだよ(苦笑)
折れた針が残ってたり、
古い襟芯の中はその当時の新聞。。
襤褸となった裾綿。。(マスク、マスク・・)
掴めば、ボロボロと崩れる朱裳生地。
アンティークのお着物には多々ありますね・・
歴史有りです・・
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今、解いてるのは
鶴の羽織なんですが
鶴がレースなんです。
分かりにくいね・・
下に白い紙入れてみたけど・・
なんせ・・レースです(笑)
(スワトウ刺繍技法ですかね・・)知らんケロ。
一重に仕立てられた羽織で鶴から透ける
着物のお色とかを楽しむ趣向で作られた逸品かと・・
思います。
夏羽織で時々透け感を主とした
絽とかの地模様などは見かけますね。
こちらは羽織生地で
しっかり、落ち感の良い。
手触り感は120%良き良きです
それと・・
前回、ご紹介しますねと
云ってた道行きは刺繍。
亀甲部分のブツブツは太糸の刺繍でした。
地模様はまるで
オーストリッチを思わせるような(笑)
良い凸凹感で、大好き(笑)
玉虫色のような光沢感の
地模様のお着物。
共八掛も霰染めのような上品さです。
仕上げた鳩さんも
こざっぱりと綺麗になりました。
一皮剥けたように
綺麗になる生地を
クルクル巻くときが・・
私の至福の時です。。
淡々と黙々と続く作業ですが
一段と美しく手触りが良くなった生地たち。
愛着が湧きますね・・・
では、今日はこの辺で・・
またね~~
(^.^)/~~~
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母娘で製作過程、日々の事を
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奇数日担当☆鶴美☆
(ニット洋裁デザイン、革製品デザイン製作)
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