こみねゆら さんの原画展に想うこと | ベルクルールのカラーセラピスト便り

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ポコアポコカード (親子のためのセラピー) 開発者 石合鶴英のブログです

こみねゆらさんの原画展を見に行きました。

帰ってから、じわじわと心が揺さぶられている私です。

とても繊細な絵で、背景や部屋の壁紙まで細かく描いてあって、色使いもとても素敵で、大好きです!
トールペイントをしている時は、本当に一枚の絵に何時間もかけて、細かい描き込みをしていたのですが、
絵本を作るようになって、シンプルで大胆な絵の方がインパクトがあっていいかも、と思うようになり、なるべく、そう心がけていました。

でも、やっぱり!
原色ではない深みのある色は大好きだし、
女の子が大好きな可愛い絵は心を揺さぶられます。
あー、こういうの好きだった!
思い出した!
お姫様だって、好きだった!

なんだか、私の中のお姫様が目を覚ましたみたい。

こういう絵が求められているから、
こういう絵なら受け入れられるから、、、
子どもたちは、こんな絵が好きだろう、、、

まだまだ、自分の外に価値を譲っていたかもしれません。

戻って!戻って!

自分の内側から、表現したい絵とお話しを
描きたい!
と、深く深く感じたのでした。

何かを伝えたい、、、
と、すぐに思ってしまうけど。
一旦手放して、
私の心が喜ぶものを創っていきたいと思ったのでした。

倉敷の「つづきの絵本屋」さんにて、原画展をしています。
明日、17日は、こみねゆらさんのトークイベントがあります。
お近くの方は、ぜひ。


石合鶴英