パステルアートで、夏休みの宿題をしました | ベルクルールのカラーセラピスト便り

ベルクルールのカラーセラピスト便り

ポコアポコカード (親子のためのセラピー) 開発者 石合鶴英のブログです

昨日は、小学生のアートセラピー教室でした。
「夏休みの宿題をしよう〜〜!」がテーマの日。

最初の何年かは、私が見本を作ったり、一つのテーマで一緒に作ったりしていたのですが。
このクラスは、もう4年目で、それぞれが個性を発揮できる子どもたちなので、「自分の描きたいものを考えて来てね」というスタイルに。

お花のブーケを準備して持って来てくれたお友達は、とても丁寧にリアルに、難しいバラを描いてくれました。
その妹ちゃんは、同じブーケを見て、大胆にアーティスティックに仕上げました。

夏の思い出を描こうと、写真を持参してくれたお友達は、スイカをくり抜いた器に入った美味しそうなフルーツポンチ。お家で作って食べたんだね。美味しそうな絵になりました。

お庭の紫陽花の写真を持参してくれたお友達は、花びらの多さに苦戦しながらも、画用紙いっぱいにお花が咲いて素敵な絵になりました。

人権ポスターを描くと決めて来たお友達は、「人間描くって難しい」と言いながら頑張りました。

花火を描くと決めて来たお友達は、手を真っ黒にしながら、迫力のある絵になりました。

一人一人が、全く違うことをしているので、
あっちからも、こっちからも、お呼びがかかって、大忙し!
でも、それぞれが自分でテーマを考えて、描くものを準備して来て、自主的に制作する。
それって、とても素晴らしいことだと思うのです。
準備の段階から、もう自主性が養われていると思うからです。

提出作品の完成度を上げるのが目的であれば、
皆んなが同じテーマでする方がいい。

でも、アートって!!!

自己表現じゃん!
型にはまらないものだと思うのです!
誰かに褒められたら嬉しいし、
賞がもらえたら嬉しい!
でも、大人に気に入られるように、さぐりながら描くのは、楽しくない!
楽しんで、自分らしく、表現した、
その結果が、それだと嬉しいよね。

でも、わかるよー!
せっかくなら、認められたいし、
賞も欲しい!
そんな野望も大切にしながら、
自分らしく表現していって欲しいな、と思います。


夏休みの宿題が、一つ終わって、親子共に
ホッと出来たかな。

いしあいつるえの、アートセラピー教室は、
子どもたちの個性を発揮できるように、応援しています。

詳しくは、ホームページから。