夜中の3時にポメのきな子さんにトイレに連れてってと起こされまして。
寝ぼけたまんま、抱っこして立ち上がったら
足元の布団に足を取られて
抱っこしたまんま、仰向けにこけました。
何ごとも無かったようにトイレに行き朝まで寝て、
午前中も散歩に行ったり家事をしたりと普通に過ごしていたのですが、
お昼から頭痛がして、肩や首が痛くなってきました。
おまけに嘔吐まで、、、。
ムムム、これ大丈夫か?
病院行った方がよくないか?
そう思って近くの病院に電話すると、
脳外科は午前中で終了しているので、救急で総合病院に行って下さい、と言われちゃった。
え?そうなの?
次女の旦那様が救急医なので、聞いてみよー、と家族ラインに連絡。すると、なんと、受信した方がいいとのこと。
近くに住む娘は、あいにく出かけていて送ってもらえず、タクシーか救急車の選択を迫られる。
いや〜、なんぼなんでも救急車は恥ずかしいだろう。でも、タクシーで途中で嘔吐したらどうしよう。病院まで45分はかかるはず、、、、。
うーん、どうしよう。
トイレで吐いている間にも、家族ラインはピコピコなり続け、救急車がいいよとか、早くタクシー呼べ、なんて言ってる。
いやいや、落ち着くまでタクシーは呼べないからさあ。
そんなこんなで、やっと吐き気が落ち着き、タクシーで病院に到着。道中は、吐き気も無く、やれやれでした。
「ひとつずつ検査しましょうね」とお医者様。
心電図、レントゲン、血液検査、尿検査、CT、ありとあらゆる検査をしてくれました。
「他はどれも異常無いのですが、CTに出血があるような影が少し写っています。個性があるので骨が引っ張って、そのように写る場合もあるので、さらにMRIもやりましょう。」
そう言われたのですが、ちっとも不安になりませんでした。
あー、詳しく検査してもらえて、ありがたいなあ。これでもう、何にも心配いらないなあ、と思っていました。
MRIの中でも、コンコン、ガンガン、ビー!という音を聞きながら、その音とリズムが面白くて、未来のコンサート会場にでもいるような気分になって楽しかったです。
おまけに、自分の書いた変なメモ紙を娘たちが笑っていたことを思い出したら、自分でもおかしくなって、頭を動かしてはいけないのに、プルプルと震えそうになりました。
という次女の旦那様からの伝言をメモったのですが。
救急の字が違うし、
ピンポンは書かなくてもいいし、
自分の名前はメモしなくてもいいし、
先生の名前が違うし、、、、。
慌ててる時って、こんなんだね。笑。
話しを戻して。
MRIも異常無しで、その日に帰ってきました。
娘夫婦が駆けつけてくれ、
主人も来てくれて、
お医者様には優しくしていただき、
もう、ありがたい限りです。
「脳ドックくらい詳しく検査しました。他の病気も、全く無く、健康です。」
とお墨付きをいただきました。
チョット痛い目をしたし、チョットびっくりしたけど、
考えようによっては、保険で脳ドックをしてもらえて、超ラッキーだったのです。
昨年末ごろ、そろそろ脳ドックとか行った方がいいかな、なんて思っていたのですが、まあいいか高いし、、、とふと思ったのを思い出しました。
潜在意識が、脳ドックを叶えるために、こんなシチュエーションを作り上げたのかも。
これからは、前提を変えることにします。
痛い目に合って検査をするんじゃなくて、ケチらずにちゃんと健康診断に行く!とね。
この出来事一つでも、色んな見方ができるわけでして。
転んだ、最悪!
あの時、起きなきゃ良かった!
タクシー代、高かったなあ
脳に異常があったらどうしよう、不安だ
というネガティヴな見方もあり。
次女の旦那様が救急医で良かった
丁寧に検査してくれてありがたい
家族が心配してくれて愛されてるって実感
という感謝の見方もありです。
コインの表と裏のように、
出来事には両面があります。
それを、どう感じるか、どう見るかは、
自分が決めているのです。
そう、自分で決めていいのです!
私は今回、ありがたかったことをいっぱい発見しました。
でも、
検査をケチるのはやめようと思いました。笑。
そして、足腰を鍛えることにします。
この歳で転ぶなんて、まだ早すぎるよー!
何事もなくて、ほんとによかった!
**いしあいつるえ**