映画「リメンバーミー」を観て来ました。
とってもよかったです。
子どもにも、大人にも、観て欲しいな、、、
と思います。
死者の国がとっても美しくて、鎌倉物語の黄泉の国を思い出しました。
映像も美しいし、歌も楽しい!
家族って、いいな、、、と思える映画です。
家族を大切にしよう、とか言う説教臭い感じじゃなくてね。
このところ、私が感じていたことと一緒だな、と思ったのです。
もしも、
家族を大切にしようとして
自分のやりたいことを我慢したり、
あきらめたりすると、
どこかで不満が溜まったり、
犠牲になってるように感じてしまうと思うのです。
一番大切なのは、
自分の本当の気持ちにきちんと向き合うこと。
こうしたい、あれがやりたい、
本当はこんな風に思ってる、
その気持ちに忠実に行動すること。
たとえ、それが家族の反対することだったとしても、
家族から理解してもらえなかったとしても。
そうやって、
一度は家族という枠から飛び出して見ることで、
極端に言えば、家族を捨てる覚悟をすることで、
自立の道を歩みはじめます。
自分で自分の人生を歩んでみて初めて、
家族のありがたさや大切さが、
本当の意味でわかるのではないかと思うのです。
そう思うと、反抗期はとっても大切!
思春期は、大切な宝物を見つけるために準備されたゴールドの時期なんだと思います。
大人になっても、家族の犠牲になったことを理由に、自分の人生を悔やんでいる方がいますが。
いつからだって、自立はできると思うのですよね。
本当の自分は、どう生きたいのか!
それを、勇気を持って伝え、勇気を持って行動したところに、自由があるのだと思います。
どうせわかってくれない、
どうせ反対される、、、
そうやって、あきらめたのは自分。
先ずは、自分の心の自由を取り戻そうよ。
自分をしばっているのは、他でもない、自分。
勇気を出して、自分を表現したとき、
本当は愛されていた!
ということに気づくのです。
家族を大切にしましょう、の前に
自分の本当の本当の気持ちを大切に。
そうしたら、
もしかしたら傷つくかもしれないけれど、
もしかしたら失敗して落ち込むかもしれないけど
何にも無くなったと嘆くかもしれないけれど
その、何にも無くなった自分に残ったものが
家族だった、と気づくかもしれない。
あー、家族っていいなあ、ありがたいなあ、
っていうのは、
ため息のようにしみじみと出てくる感じのような気がします。
もしも、まだ家族と闘っているとしたら、
それは、本当の自分の気持ちを出せていないからかもしれませんよ。
これ、めっちゃ怖いけど
やった人にしかわからない。
一人一人が、自分の人生を楽しんで生きている、
その自立したもの同士でこそ、
お互いを大切に思うことができる
素敵な関係を築けるのではないかと思います。
リメンバーミーを観て、そんなことを感じました。
あなたは、どんな風に感じましたか?
**石合鶴英**