色と絵と言葉で、あなたの中にある無限の可能性を応援するアートセラピスト、石合鶴英です。
新しい指導要領に「生きる力」を育むということが書かれていますね。
私は教師でもないし、難しいことはわからないのだけれど、
日頃、アートセラピーの教室や地域のイベントなどで子どもたちに関わる立場としては、
やっぱり気になるキーワードです。
そもそも「生きる力」ってなんだろう?
って考えてみたのですが。
シンプルに考えて、
失敗したって、完璧に何かが出来なくたって、辛いことがあったって、
ま、私は私でいいか!
良いところも、そうじゃないところも、ひっくるめて、
ありのまんまの私でオーケー!
私は大丈夫!
って思える力なんじゃないかな。
もう既に57歳になった私を振り返ってみても、
出来ないことがいっぱいあります。
周りの人に助けられて、やっとこさお役目をはたせていますし。
家事も完璧でないし、
パソコンも事務作業も苦手、
運動オンチ、
出来ないことだらけ。
でも、生きていけてる!
たまには悩むし、凹むし、立ち止まるけど。
大好きな絵を描いたり、
文章を書いたりするのは好きだし、
それをしている時はワクワクして生き甲斐を感じるし、
だれかのお話しを聴いてあげるのも得意だし、
多分、側にいるだけで癒されてるはず。笑。
私の得意なことをして
生きていけてる!
だとしたら・・・
子どもたちの「生きる力」を育むとしたら。
あなたは、あなたらしく、
あなたのまんまでいいんだよ
あなたが、大好きなことを
あなたがワクワクすることを
思いっきりやっていいよ!
と応援することだけなんじゃないかと。
時には腹が立ったり、悲しくて凹んだりするかもしれないけれど、
その気持ちも大切な自分の一部。
そうかあ、辛かったんだね、、、
と受け止めてあげると、ホッとして自分に戻れるのですよね。
そうしたら、ゆっくりでも、
ちゃんと自分の力で新たな一歩を歩んで行けるのです。
生きてるってことは、
色んなことがある
何かが出来るようになってつく自信と、
そんなのとは関係なく、自分は自分であっていい、っていう絶対的な自信。
両方大切だと思います。
何かが出来るようになるほうは、学校の先生やそれぞれの専門分野のプロにお任せすることにして。
私が、そしてポコアポコカードが、
お役に立てるとしたら、
土壇場で役に立つ「生きる力」なんだと思います。
生きる、ということの根っこの部分。
誰かに助けてもらえる力だったり、
弱音を吐ける勇気だったり、
自分の中にある可能性を信じる力、
チャレンジしようとする熱意、
ありのままの自分でいいんだと思える力。
それこそが、
「生きる力」の根っこなんじゃないかなあ。
ありのままの自分にオーケーを出すには
今という瞬間の気持ちを大切にし
色んな気持ちの自分がいることを知ることからスタートして、
ぜーんぶひっくるめて、自分なんだなあと受け止めて、よしよししてあげる。
そして、その色んな気持ちの中には、色んな可能性があることを知って
自分が一番自分らしくある瞬間を
色んな体験の中で見つけていくことの中で
じんわり板についてくる感覚かなあ。
どれだけ、自分のほんとのほんとの気持ちを大切に出来るかなんだと思う。
とことん自分の気持ちを大切にできたら、
自然と周りの人に優しさが溢れてくるからね。
ポコアポコカードは、
今の自分の気持ちに気づかせてくれるし、
大切な人の気持ちも感じることが出来る。
日々の生活の中で、小さな自分の気持ちの動きを大切にすることが、
ゆっくり、ゆっくり、一歩ずつ
「生きる力」を育んでいくのではないかなあと思います。
ご自分のために
ご家族のために
大切な方とのコミュニケーションに、
ポコアポコカードがお役に立てれば幸いです。
3月24日。
福山市の福山リビングカルチャーにて、
ポコアポコカード、リードインストラクター養成講座が開講されます。
詳細は、リブログ先のご案内をご覧くださいませ。