”39「サンキュー」だよ。ポコアポコ♬” | ベルクルールのカラーセラピスト便り

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ポコアポコカード (親子のためのセラピー) 開発者 石合鶴英のブログです

名古屋のポコアポコルミナスさん、吉川美穂さんがポコアポコの講座を開講してくださいます。
お近くの方は、お問い合わせして見てくださいね。
吉川美穂さんのブログタイトルにもありますが、
39枚のポコアポコカードには、サンキュー、ありがとうの想いが込められています。

そう言えば、2年前、「ありがとうの授業」というのを企画して教育関係で実施したいと、倉敷市の市民提案企画事業に応募したことがあります。
ぶっちぎりの最下位で不採用。笑。
その時の選考委員会の方から、
「心の問題はとてもデリケートで、保護者からのクレームが来た時にどう対応するのか、専門職はいるのか」など、厳しい評価をいただきました。
そして
「先ずは、リクレーションから取り組んで行かれてはどうか」とアドバイスをいただきました。

その時の私の気持ちったら、
「ぜーんぜん、わかってくれない。頭かたいなあ。リクレーションがやりたいわけじゃない。もっと大切なことが伝えたいの!」
と、チョットふてくされた感じ。
不採用になったことは、よかったんだ、時期が違ったんだ、とは思って見るものの、スッキリしない感じ。
あれ?ありがとうの授業をしようとしてる私、全然ありがとうの気持ちじゃないわ。笑。
それ以来、教育関係はハードルが高いなあと、あきらめて、地道に出会わせていただくママたちを大切に歩んで来たところです。
背伸びせず、私たちらしく。

今週末は、加茂小学校でポコアポコパステルプラバンで、PTAのワークを行います。
今朝、その主催の先生からのメールで、
「○○町の教育委員会からのご依頼で11月にワークをするんだけど、ポコアポコパステルプラバンで参加しませんか?教育委員会の方にプラバンを見せたら、とても興味を持ってくれて。」
と、お誘いいただきました。
残念ながら、その日は私の親戚の法事があって参加出来ないのですが、
あんなに苦労して教育委員会へアプローチしたかったのに、手がとどかなかったのに、
え?私なんにもしてないのに、代わりにポコアポコプラバンを紹介して下さってる。

あの時言われた
「先ずはリクレーションから」という言葉は、
否定されたのでも無ければ、適当に扱われたのでもなくて、
親子で楽しい時間を過ごすことが一番のコミュニケーションになること、
楽しんでいる時には心は解放されていること、
楽しみながら、そっと心も応援するほうが、伝わりやすいこと、
そんな意味を持っていたのではないかな、と今朝はじめて気づきました。おそっ!
2年たって、やっと、あの時の不採用に心から感謝出来ました。
頭で感謝しようとするんじゃなくて、自然に湧いてくる感謝。
ひとつの出来事を、どう捉えるかは、自分次第。
自分の思いたいようにしか思えない、自分の見たいようにしか見れないんだよね。
「ありがとう」を教えるなんて、相当ハードル高かったよね。
あの時の私だったら、きっと形だけのありがとうしか伝えられなかったよね。

今、私が伝えられるありがとうは、
思い通りにならなくてもいい
すぐに成果が出なくてもいい
悩んでもいい
怒ってもいい
そんな体験が出来ている今に
それでも生きている今に
ありがとうだなあ。

みんなそれぞれのタイミングで
何かを体験し
何かを感じ
何かに気づいていくんだから

ありがとうを教えるなんておこがましい

今 この瞬間の気持ちをわかってあげるだけ
受けとめてあげるだけ
そのまんまでいいよ
そのまんまで愛されてるよ

生きていてくれて ありがとう

出会わせてくれて ありがとう


ポコアポコの歩みは
焦ることなく 一歩ずつ

どこかで、必要な方に届いてる
ありがとう


**鶴**