好きな事を仕事にする | ベルクルールのカラーセラピスト便り

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ポコアポコカード (親子のためのセラピー) 開発者 石合鶴英のブログです

私は好きな事を仕事にさせて頂いて、幸せいっぱいです。

先日、写真家志望の我が家の三女と話していましたら私との考え方の違いを発見しました。

彼女は、絵も好きで英語も好きで、写真も好きなんです。
小さい頃から絵を習い、デッサンを習い、
短大は英語コミュニケーション学科を卒業し、今はアルバイトをしながら写真の勉強をしています。

デッサンは、来る日も来る日も、理由がなくてもひたすら練習していたし、
英語は卒業した今もトイックやらアイエルツという試験を受け、単語やリスニングの勉強をコツコツやっています。

ところが、写真の勉強に限っては、中々基礎を学んだりカメラの取り扱い説明書をマスターする、ということをしないでいました。
「なんでやらないの?」
と尋ねてみたら
「好きな事だから、嫌な事はしたくないの。仕事での社会的な修行は必要だとわかっているよ。だから、バイトの中では厳しい事も嫌な事も、勉強だと思ってがんばっているよ。その事で沢山の学びもあった。
だからこそ、好きな事を仕事にするのなら嫌な事はしたくない。
オタクになりたいわけでもないし、スタジオで写真を撮りたいのでもない。
修行だからといって、スタジオに勤めるつもりはない。」

「あれ~。なんだか違うような気がする。
それなら、趣味でカメラをやったほうがいいんじゃないかなあ。
デッサンや英語は、好きな事なのに、なんで理屈抜きで、基礎や練習が出来たんだろうねえ。」

「あれ?本当だ!好きな事を仕事にするのは、嫌な事をしちゃいけないと思ってた。
あー、努力をしていなかったなあ。
英語と同じように、基礎を学び身に付けるということは必要だったんだ。
私の周りの友達も同じかもしれない。
ファッションの仕事をしたいけど、好きだから自分が納得が行くお店じゃないと勤める気にならないとか。
歌手になりたいけど、好きだから自分の理想の形でなければやりたくないとか。ね。」

そうですよね。
私も好きな事を仕事にしています。
嫌だなあと思った事は無いのですが。
人の顔を描くのは苦手だなあと思ったり、
まだまだ力不足だなあと思う事はありますが、
ご依頼いただいた仕事に誠心誠意心を込めて描かせていただいています。
苦手にチャレンジしたり、やったことのないことにチャレンジする事自体が、
楽しくてワクワクします。
資料を集めたり、練習したり。
何度も描き直したり。
何時間でも集中してやっていても苦にならない。
これが、本当に好きな事なんじゃないですかね。

その事に気づいた三女は、その後、

「英語と同じように勉強すればいいって、わかったよ!だからね、毎日何ページかずつテキストをクリアすることにした。
それに、実際に沢山の写真を撮ってみることにしたよ。」

あれから、コツコツと写真の勉強もやっているようです。
中学、高校と勉強など殆どしなかったのにね。

好きな事を仕事にするにも、努力は必要ですね。
気づいてくれてよかったです。

つるえ