あと翌日や翌々日は、博物館でツタンカーメン、オールドカイロ、ハーンハリーリ、などへ行く。
徒歩で廻りエジプトの日常の生活を見れた。
街はどこもスラム街で建物は空爆を受けたかのようにボロボロだ。
道は舗装されておらずロバや犬も多い、ゴミだらけで動物の死骸もあり、どこも基本的に怖さはある。晩にはとても歩けない。
人がいる道、女性・子供が居る道を選んで歩く。
帰国日は一番大変だった。
土産を買いにハーンハリーリ(14世紀からのバザール)へ
途中町中に放送が入る。
サラート(礼拝)の時間だ。サラートは1日5回の礼拝。
イスラム人は仕事を止め、敷物を出し体育座りをし出す。皆「またかよ」的でボーとしている。
30分ほどして男性だけが土下座しお祈り。道を塞いでしまうため観光客はその場で暫く待機。
サラートが終わり、土産屋を廻る。我を忘れ値段交渉をするうちに倉庫まで着いて行ったりし、空港までタクシー代が微妙に。
仕方なくカイロ中心街のバス始発場まで3キロを走る。
フライトまでは3時間しかない。
焦るっ!!
金がないため現地人が使う10円バスを使うことにした。このバスは観光客は使わないのだが、
バスの始発所に着くが、ツーリストらしき人が一人もいない。
カイロの中心地の広場にも関わらずツーリストが、
皆無!!
アラブ人達の視線が異様に気になる。
係員や警官に空港行きバスを聞き、待つ。
フライトまでの時間がないため、バスを間違えるわけにはいかない。
しかしバスが来ない。10分20分…
俺「カムヒヤー?」
警「イエスカムスーン」
「じき来るからのんびり待てよ」的な返事だ。
このまま待つのか…果たして言葉は通じているのか…
時間だけが過ぎ苛立つ。