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空港へ引き返し、2人を乗せ市内へ。

アラブ人は気性も激しいが、運転も荒い。ボロボロの車で飛ばす飛ばす。
レースをしているかのようで、
譲り合い、ウインカー、車線、規定スピード、


無し。


脇きをロバや馬の荷台も走る。

高速を下りた。
中心街に信号や横断歩道はなく、歩行者は車の流れを見ながら横断する。大きな交差点だけは警官がいて誘導。子供、老人には厳しい町だ。
女性は髪をスカーフで覆っており、中には全身を覆っている女性もいる。
イスラム教の女性はできるだけ肌を露出しない。


1時間ほどで着。
露店が並び、人が多く賑やかだ。


東洋人が珍しいのか冷やかしで声をかけてくる。
食用のウサギや鶏、解体された羊が目に付く。


古いビルの5階。このビルは格安宿がいくつかあるが、


居るのはバックパッカーのみでツアー客や一般観光客はいない。


真っ暗な階段を上る。エレベーターは壊れていて使えない。


宿は1泊35ポンド(700円)
5人の相部屋。20畳ほどの薄暗い部屋にベッドが5つ並ぶ。風呂はなく、トイレとシャワーは共同。

一息つき、車で同席した2人と晩飯に行く。周辺で店を探す。
カフェらしき店もいくつかあり水タバコを喫煙する人も多い。

店を決め、
ご飯と野菜、シシカバブーにナンが付く一般的な食事を注文。

25ポンド。

イスラム教は禁酒のため、どの店にも酒は置いていない。
飲酒して歩いたり、酒が見えるように持ち歩くと警官に捕まるらしい。
(ちなみに買った酒は見えないように黒いビニール袋に入れてくれる)

更にイスラム教は一夫多妻制だ。


男にとって一夫多妻制は憧れだが、現実はきっと大変なのだろう。

肉や野菜をナンに挟み、タヒーナという酸っぱい灰色のペーストを付けて食べる。


……美味くない。