数名のお客様にはご説明をさせて頂いており私事ではございますが、実父が急病で昨日から命の淵に立っております。
ですので、これから暫くの御予約に関して、責任が持てない状況に置かれています。
昨日、今日とご予約いただいていたお客様には、こちらがドタキャンをしてしまうという多大なご迷惑をおかけしており、
店の電話も終日、留守番電話でご心配をおかけしております。
数日前までは正常だったいくつかの臓器が、瞬く間に機能しなくなりました。原因が定かにならない現状で日に日に急激に悪くなる病状に一人娘である私は、その都度に命の選択を迫られております。
そんな経過の中、集中治療室でたくさんの高度な機械と父の身体は管という管で繋がれ、これらの装置が無いと父の僅かに残る生命力を維持出来なくなっています。
誰しもが必ず訪れる死期を眼の前に感じながら、私の頭の中は、複雑な家庭環境と生い立ち、今日までの父との思い出が巡っております。
ひと月の留学を終え、また早々にお客様にご迷惑とワガママを聞いて頂かなければならない現状に胸を痛めております。
折しもこんな師走の月に、いつも携わらせて頂いているお客様のご希望を叶えられないかもしれない事、大変申し訳ありません。
お急ぎの方、ご予定のある方は、大変恐縮で心苦しいですがお客様の御判断にお任せしたいという思いでおります。
今の父は、いろんな処置を終え、出来る限りの治療をして頂いているお陰で、少し落ちついた維持をしている状態です。
ですので今現在、頂いている御予約は出来る限り遂行させていただく予定をしておりますが、父の容態がいつ急変するのか定かではありません。
その時は申し訳ありませんが、御了承して頂けると幸いでございます。
ここで自分の気持ちを申し上げるのは大変恐縮なのですが、今は僅かに残る父と過ごせる時間に可能な限り寄り添って居たいのです。
どうぞご理解の程よろしくお願い致します。
TiCA
