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美しい地中海と 街の全てが世界遺産のValetta (マルタ)

 

 

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綺麗なマリエン広場。(ドイツ ミュンヘン)

 

 

 

帰国して ちょうど一か月が経ちました。

 

海外で過ごした 日数と同じ。

 

前後で たくさんのお客様に来ていただき、 

透明になっていた私の心もすっかり日本の色に染まりました。

 

なので少し落ち着いて、旅行の日々を思い返してみます。

 

旅立ちの日、不安な気持ちでパンパンに膨らんだスーツケースが機内で弾けやしないか

とても心配でした。

行きの飛行機の中では何回も泣きました。

誰も助けてくれない、友達もいない、私の英語は伝わるのだろうか、会話を聞き取れるだろうか、無事たどり着けるの?などなど、、

 

マルタに着いてからは、すっかり開き直って2日で英語にも慣れ、何とか聞き取って会話出来るようにもなってたし、

初日から色んな所に出かけて、暇があれば近所を散歩していました。

 

たくさんの綺麗な景色を観て、たくさんの旅行者、マルタの人々と会話をしました。

 

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語学学校にも、いろんな年代のいろんな国の生徒がいて、いろんな英語に慣れました。

64歳のイタリアのお医者さんや、50代のドイツの会社員、40代のイタリア女性、20代のトルコの美容師 などなど

私も一生懸命 私の英語でコミュニケーションをとりました。

 

英語で英語を学ぶ事は、とても合理的だったし、

ディスカッションで進む授業は色んな思想や文化を知れました。

質問も英語、説明も英語、教科書も全て英語、「先生、トイレに行きたい」って言うのも英語。

なので、私のノートもおのずと英語になりました。

 

だけど学校外では、めちゃくちゃ文法で、時制もお構いなし、単語を並べたり、ジェスチャーで補ったりww

会話は、テストではないから 間違ってるか合ってるか ということよりも

伝わってるか伝わっていないか という事が重要でした。

 

母国語でない者同士が、英語を使って意思疎通を図る行為は、

人間ってこうあるべきだなぁと。

 

一生懸命相手の気持ちを汲み取ろう、出来る限り思いを伝えよう。

これは会話の原点でしょう?

 

 

 

 

帰ってきてから 来て下さるお客様や、友達から 「どうだった?」っと第一声に聞かれます。

 

私は決まって「楽しかった」と答えています。

 

例えば、留学や海外帰りの人は

「食べ物が合わなかったー日本食が恋しかった。」

「ホームシックになって毎日泣いてた」

「お財布や携帯取られたー」

「あんな事こんな事が嫌だった」

「ずっと体調不良だった」

こんな答えをする人もいるのかもしれない。

 

 

幸い私は携帯も財布も無事で(かなり用心してたからね)、ホームシックにも全くならなかったし、

一週間くらい鼻炎だっただけで(日本から薬を持って行ってたから早く治った)、

 

毎日、毎時間、毎秒、全てを楽しむように心がけていました。

常に笑顔で過ごしたおかげで、最後の日には先生も友達も笑顔のジェスチャーで私を表現してくれました。

だって時間もお金も家族もお客様も犠牲にしてまで 過ごしている日々が とても貴重だったから。

 

確かに、嫌なことも腹立つ事も、トラブルも、文化の違いってスルーしたことも たくさんありましたよ。

だって、それは自分で決めて経験しに行った話だし、それも含めて楽しかったと思えるのです。

 

英語力は上がったのか分からないけど、もっと英語を話せるようになりたいという熱は格段に上がりました。

 

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「If you never try, You'll never know」

「やってみないと分からない。」

 

マルタ最後の日に出会ったこの言葉は 私の一か月をまさしく示す言葉でした。

 

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旅の間読んだ本にも、 大切な言葉が。

 

「一期一会」

 

「やってみなきゃ分からない。」と「一期一会」

これは海外だけじゃなくて、日本でも言えること。

毎日楽しいって思えるように生きてます。

 

TiCA