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米国税理士を目指しての日々の行動記録

主に米国税理士と英語の勉強についてのブログです。
試験合格までの記録や、ときどき日本の税務等の仕事の話も
書いていきます。

英語字幕アリ。
だけどもー、テーマが重かったので、普通に日本語字幕で見て暗い気持ちになってました。

ディカプリオ、結構演技がうまいような気がしてきた。

搾取の中で生まれるダイアモンド。悲しいけれどまだまだ無くならないのだろうな。
passkeyのテキストをひたすら読んでたのですが、
いつも助けていただいているEA様のblogに書いてあった、
passkeyのquestionは本試験より簡単なものが多く、GLEIMは試験そっくり、
というような感じの内容が気になって、gleimの無料問題を解いてみた。

www・・・

passkeyより難しい。というより、英文が長い印象。
1.5倍~2倍くらいのが多いかな。
ちゃんとpasskeyで理解していれば解けるんだろうけど。
2ヶ月前に1回読んだだけのpart3をいきなり解いてみて正解率60%。。。
低っ。汗汗。涙涙。

そりゃそーですね。英語圏の専門職の試験ですから。
それなりの速度でそれなりの量の英文読めなきゃね。
長文読解は要らなくても、最低限はね。はははっ。

最短最速での試験合格のみ考えれば、
がしがし問題演習して過去問で点数取る方式の受験勉強(GLEIM方式?)が
向くような気がするのですが、
私の場合は英語と外国の税制の勉強を続けるインセンティブが
米国税理士の勉強なので、PASSKEY信じてやってこう(笑
PASSKEYも、英語圏の人の評判はとても良いみたいですし。

overwhelmedされましたが、同時に、
PASSKEYの説明は結構丁寧な気がするので、これを理解して、
本試験問題の英文をちゃんと読めれば大丈夫な気もしました。さ。英語英語。
とりあえず、、、本文を通して読んだ。
1/5くらいよく分からない文章があったー。
interestやdistributionなどなど。そこはすっ飛ばして。
問題もすっ飛ばして。理解はこれから。暗記もこれから。

単語の水準では、10年前にTOEIC780だった男がやって、
 part1 350ページで、490回、
 part2 307ページで、156回、
 part3 154ページで、190回、単語調べた。

part2は企業税務なので、
2012年11月に日商Baticのlevel1を受けたときの単語が結構出てきて、
あ、アメリカでちゃんと使われている簿記用語を学んだのね、
と変な安心感を得たりして。

さ、理解はこれから。まずはpart1とpart3を解きなおそう。
盆頃にはPTIN来るかな。初受験は8月後半か?
でも個人的に仕事の申告が立て込む繁忙期。9月前半かな。

とりあえず、英語でこんな分厚い本にチャレンジしたことなかったので、
若干達成感。

とある私のお客様にて。うらやましい話なのですが。

社員旅行でハワイに行くそうで。

多国籍な社員のいる会社さんで、アメリカVISAがすんなり出ない方がいるので、
日本でちゃんと仕事している証明を取りたいとのこと。

日本国内では、このような場合や住宅ローンなどの審査の場合、
通常、日本では納税証明(税務署)、所得証明(県・市)を使います。
ただ、ここでやっかいなのは、アメリカに対して日本の所得を証明するということ。

やり方は、大きく3パターン
【日本の税務署で発行する】
①日本居住者の場合:
 税務署に、確定申告を行い、英文の納税証明を発行してもらう。
 この場合、「所得」が表示されるので、給与については但し書きで
 源泉所得税額等を書いてもらう。
 費用数百円。確定申告の翌日くらいから実施できて、待ち時間は半日くらい?
 (「所得」がかかれるので、自国に全額申告しているかどうかも
 ばれることになります。)
 (源泉徴収票とその控えを持っていくとスムーズらしい)
②日本非居住者の場合:
 「源泉徴収に係る所得税及び復興特別所得税の納税証明願」という書類と
 源泉徴収票を持参して、発行してもらう。
 自国との二重課税を避けるための証明書のようです。

【日本の会社で英語版を発行する】
③公証役場を使用する
 確定申告せずに、源泉徴収票を英訳して、
 公証役場で一貫性を証明してもらって送る。
 たぶん、公証基本料5000円+英文代5000円~6000円で1万円ちょっとかかる。
 公証役場は書式が決まっていないので、
 税務署発行の国が書式を決めているものよりも、
 格が下がると思います。
④公証役場を使用しない
 公的認証無しの自社発行の英訳版源泉徴収票での一発勝負になります。
 これで通るなら、一番手ごろかも。

【日本の会社で所得があったと自分の国に申告していれば、その国で発行してもらう】
⑤アメリカなど課税方式に属人主義を取っている国で、日本の所得を申告していれば、
 その国で所得証明のようなものが発行できるだろうから、それに書いてもらう。
 自国を頼るやり方です。

ということで、とりあえず④対応で、
思いがけずに源泉徴収票を英訳してあげました。
給与所得だけの確定申告は30分弱で終わるので、
自国に隠している所得がなければ、①の方がいいかも(笑
今、part2 :Businessを読んでます。
細かいところは全然理解進んでいないのだけれど、
日本と比べて使い勝手の良い税制だなぁと思う。

事業成長の基本形は、
日本は、
個人事業者(所得税)→株式会社(法人税)、以上。

アメリカは、
個人事業者(SE、sole proprietorship)
→共同事業(partnerships)
→S-corporations
→C-courporations 順次、課税関係も変わっていく。

ほぼ一気にSE→C-Corpしか選択肢として認知されていない日本とはえらい違いだ。


Basisが証明できなければ売却額△ゼロが課税対象。怖いくらいに簡潔。
Like-kind-exchangesで課税繰延べなんて便利すぎるー。
Liquidationsなんて、日本じゃめったにやらないけど、アメリカでは頻繁にあるのだろうか。
当然、実務はテキストほどシンプルではないのでしょうけれど。

すべからく良し悪しあるところだと思いますが、
農耕民族の村社会国家と、開拓者が競争しあう国家の違いなのかな。
税制もひとつの文化。面白い。