「悪魔を処罰できなかった被害者に伝える慰労」…「国民死刑投票」のメッセージ | たまちゃんのブログ

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「悪魔を処罰できなかった被害者に伝える慰労」…「国民死刑投票」のメッセージ

 

TVREPORT (11/17)

 

 

 

 

「国民死刑投票」が死刑投票リセットエンディングという意味深長な開かれた結末で幕を閉じた。

 

16日SBS木曜ドラマ「国民死刑投票」(脚本チョ·ユンヨン/演出パク·シヌ/製作(株)ファンエンターテインメント、スタジオS)最終回が放送された。最後まで想像超越展開を繰り広げ、ウェルメイド追跡スリラーの真髄を見せた「国民死刑投票」最終回は全国3.1%、首都圏2.9%の視聴率を記録した。瞬間最高視聴率は4.3%を記録した。(ニールセンコリア)

 

この日の放送では「ケタル」たちの最後が公開された。「ケタル」の主導者クォン·ソクジュ(パク·ソンウン)はイ·ミンス(キム·グォン)に対する最後の復讐の後、自分を最後の死刑投票対象者に上げ自殺を図った。しかし、警察のキム·ムチャン(パク·ヘジン)が首をつったクォン·ソクジュを探し出した。

 

同じ時刻、「ケタル」の実質的リーダー、キム·ジフン(ソ·ヨンジュ)はクォン·ソクジュの死を防ごうとしたが、死に至った。これに対しクォン·ソクジュは崩れ落ち、床に座り込んで嗚咽した。

 

1年後、「ケタル」の一員だったキム·ムチャンは巧妙に抜け出て再び詐欺を働くコ·ドンギュ(イ·シフン)を追いかけ、誰かから疑問の封筒を受け取ったが、封筒には国民死刑投票シグネチャーマークが描かれたUSBが入っていて目を引く。

 

一方、キム·ムチャンはコ·ドンギュを懲らしめた後、床にある仮面をかぶったまま人混みの中を歩いた。そして「こんにちは。皆さん。今から国民死刑投票を始めます」という「ケタル」の声が公開された。続いて画面には水中で国民死刑投票のシグネチャーマークが刻まれたUSBをぎゅっと握る誰かの手が公開された。国民死刑投票が再び始まった中で、新しいケタルがキム·ムチャンかもしれないという疑問を残した強烈なエンディングだった。最後まで「国民死刑投票」らしい、予測不可能な結末だった。

 

一方、「国民死刑投票」は「ケタル」を追う警察の話を描いた追跡スリラーだ。「国民死刑投票」は緊張感と迫力をMAXに引き上げ追跡スリラーの真髄を見せてくれた。

 

最終回の最後に「無罪の悪魔によって傷ついたすべての方々に少しでも慰めになることを願います」という字幕が登場し耳目を集中させた。この字幕こそ「国民死刑投票」が視聴者に伝えたい本当のメッセージではなかっただろうか。「国民死刑投票」の余韻は当分続くものと見られる。