パク·ソンウン、なぜよりによって今脱獄したのか..vs キム·グォン、歪んだ関係性に注目(国民死刑投票)
スポーツ朝鮮(10/18)
「国民死刑投票」パク·ソンウンはなぜよりによって今脱獄したのか。
10月12日に放送されたSBS木曜ドラマ「国民死刑投票」(脚本チョ·ユンヨン/演出パク·シヌ/製作(株)パンエンターテインメント、スタジオS)8回が衝撃エンディングでお茶の間劇場を騒がせた。これまで個人的な脱出追跡のために警察を助けてきた殺人者クォン·ソクジュ(パク・ソンウン)が、実は国民死刑投票を設計した本当の個人的な脱出主導者であることが明らかになったのだ。それだけでなく、クォン·ソクジュは警察庁の壁を突き抜けて入ってきたトラックに乗り、悠々と脱獄にまで成功した。
クォン·ソクジュがケタルの主導者だということを後になって悟ったキム·ムチャン(パク·ヘジン)。目の前でクォン·ソクジュが脱獄するのを目撃したチュ・ヒョン(イム·ジヨン)。警察関係者2人にはダメージが大きくならざるを得ない状況だ。これに残りの4回の間、彼らがクォン·ソクジュをどのように捕まえるのか、その後に国民死刑投票と関連したまたどんな反転が残っているのか視聴者たちの好奇心と耳目が集中する。
こうした中でもう一つ注目しなければならないのが「クォン·ソクジュがなぜよりによって今脱獄したのか」だ。クォン·ソクジュは特別赦免を条件に警察の個人脱出追跡を助けた。クォン·ソクジュに到着した「1号ファン」の手紙の中に死刑投票対象者と死刑執行方法が間接的に書かれていたためだ。これを手がかりに警察とクォン·ソクジュは膝を突き合わせ、8年前にクォン·ソクジュの娘殺人事件の共犯と疑われるイ·ミンス(キム·グォン)が1号ファンであることを突き止めた。
警察は1号ファンが数人のケタルを調整する主導者だと判断した。すなわち、イ·ミンスが国民死刑投票事件の最も強力な容疑者だった。このまま放置すれば、警察はイ·ミンスをケタル容疑者として逮捕するだろうし、もしかしたらクォン·ソクジュはすべての疑いを晴らしてそのまま赦免される可能性もある。ところが、クォン·ソクジュがあえて、今警察に自分の本当の正体がばれることを甘受してまで脱獄を敢行した理由は何だろうか。
これと関連して「国民死刑投票」製作陣は「クォン·ソクジュとイ·ミンスの関係は決して断片的ではない。クォン·ソクジュにとってイ·ミンスは8年前、自分の娘を死に追い込んだ残酷な殺人鬼だ。反面、イ・ミンスにクォン·ソクジュは無条件の憧れを抱かせる対象だ。犯罪を眺める観点やアプローチなどが似ているようでありながらも違う。そして、この違いは、その後の劇の展開およびケタル追跡の核心の鍵になるだろう」と説明した。
続けて「パク·ソンウン、キム·グォンの2人の俳優は鳥肌が立つ存在感と強大な熱演でこのようなクォン·ソクジュとイ·ミンスの微妙にねじれた関係性をインパクトよく描き出した。ドラマのストーリーがクライマックスに向かっているだけに、さらに強力になる俳優たちの熱演にも多くの関心と期待をお願いする」と伝えた。
「国民死刑投票」9回は10月19日木曜日夜9時に放送される。SBS木曜ドラマ「国民死刑投票」は「冬のソナタ」、「太陽を抱く月」、「ドクターズ」、「サム、マイウェイ」、「椿の花咲く頃」、「青春記録」、「ラケット少年団」等、数多くのヒット作を披露した『ドラマの名家』ファンエンターテインメントが製作を担当した。