「ケタルの手がかり」を握って···..パク·ソンウン刑務所から出た 「衝撃エンディング」（「国民死刑投票」）[SCレビュー]
スポーツ朝鮮（9/1）
「国民死刑投票」殺人者パク·ソンウンが本格的に動く。
9月1日の視聴率調査会社ニールセンコリアによると、8月31日に放送されたSBS木曜ドラマ「国民死刑投票」（チョ·ユンヨン脚本、パク·シヌ演出）第4回は全国基準視聴率4.1%、首都圏基準視聴率4.3%を記録した。これは4回連続で木曜ドラマ1位に当たる数値だ。首都圏基準視聴率では自己最高記録を更新した中、瞬間最高視聴率は5.5%まで上がった。また、広告主の主要指標である2049視聴率が1.5%を記録し、木曜日に全チャンネル1位に上がる気炎を吐いた。
同日の放送は衝撃エンディングで、お茶の間劇場を騒がせた。ケタルに対する決定的な手がかりを握っているクォン·ソクジュ（パ・クソンウン）が、ケタルを追跡中の警察キム・ムチャン（パク・ヘジン）とジュヒョン（イム·ジヨン）に取引を提案したのだ。その結果、殺人罪で収監されていたクォン·ソクジュが刑務所の外に出てきた。60分間ずっと頭脳戦を見せたのに続き繰り広げられた衝撃エンディングであり、視聴者にさらに強力なインパクトとして近づいてきた。
同日のケタルは、キム·ムチャンが全国民を相手に偽りの世論を集めたと暴露した。これに対しキム·ムチャンは対国民謝罪をした。そしてケタルに向けて強力な警告を発した。あなたは絶対英雄ではないと。これを基点に再び世論が覆され、警察に向かって非難の矛先が向けられた。今やキム·ムチャンをはじめとする警察は、これ以上退くところがない状況になった。
このような中、第1回国民死刑投票事件で死亡した児童性搾取物流布犯のペ·ギチョル（キム・ミンシク）の外国人妻が死亡する事件が発生した。この事件もケタルが犯したのか、それともケタルを偽装したまた別の犯人がいるのか推測が飛び交う中で、事件現場である葬儀場CCTVでペ·ギチョル死亡当時に決定的証言をしたタクシー運転手の姿が捉えられ、さらに好奇心を誘発した。
一方、クォン·ソクジュが収監されたチョンナン刑務所の刑務官パク·チョルミン(チャ·レヒョン)は「1号ファン」という名前で誰かがクォン·ソクジュに送った手紙を持ってキム·ムチャンを訪ねてきた。普段、殺人者のクォン·ソクジュに対する反感を持っていたパク·チョルミンは、これらの手紙を餌にキム·ムチャンに取引を提案して叱られた。キム·ムチャンはパク·チョルミンからもらった「1号ファン」の手紙をジュヒョンに渡し、分析させた。
ジュヒョンは「1号ファン」の手紙で1次、2次国民死刑投票事件の決定的手がかりをつかんだ。第1号ファンが手紙を通じてクォン·ソクジュに投票対象者をどのように殺すかを事前に知らせたということだ。続いてキム·ムチャンとジュヒョンは手紙で意図的に抜けた部分があることに気づき、それが投票対象者だということを、これを隠したのがクォン·ソクジュだということを推測した。結局、キム·ムチャンとジュヒョンはクォン·ソクジュがいるチョンナン刑務所に向かった。
クォン·ソクジュとジュヒョンが対面した。キム·ムチャンは他のところで二人の会話を見守った。クォン·ソクジュはジュヒョンの緊張した姿を逃さず攻略した。これに対しジュヒョンはクォン·ソクジュの家から持ってきたCDを再生、クォン·ソクジュとの心理戦を誘導した。張り詰めた緊張感が2人を包んだ中でクォン·ソクジュは「1号ファン」の手紙の中に投票対象者に関する情報があり、これはただ自身の頭の中だけにあると話した。
続いてクォン·ソクジュは目の前のジュヒョンに、そして他のところで自分を見守るキム·ムチャンに「正式に提案します。特別赦免を条件に国民死刑投票の犯人を捕まえることに協力します」と述べた。しばらくして画面には本当にチョンナン刑務所を出るクォン·ソクジュの姿が公開された。続いてクォン·ソクジュがジュヒョンにまもなく発生する3回目の国民死刑投票事件に対する決定的な手がかりを提供する場面で画面が交差し、3回が終わった。
「国民死刑投票」3回ではキム·ムチャンとクォン·ソクジュの8年前の事件の真実が明らかになり、「1号ファン」の手紙という個人情報収集追跡の決定的手がかりが登場した。手がかりを探す過程が頭脳戦の面白さを与えた中、ミン·ジヨン(キム·ユミ)、イ·ミンス(キム·グォン)、チェ·ドヒ(チェ·ユファ)、キム·ジフン(ソ·ヨンジュ)など尋常でない人物のエピソードを細かく配置し緊張感を高めた。そしてエンディングで想像を絶する衝撃と反転を抱かせた。