「死刑に賛成しますか?」歴代級の強いドラマが来る。「国民死刑投票」
Newsen(7/27)
全国民を対象にした「国民死刑投票」が始まる。
8月10日に初放送されるSBSの新しい木曜ドラマ「国民死刑投票」(脚本チョ·ユンヨン/演出パク·シヌ)は、悪質な犯罪者を対象に国民死刑投票を行い、死刑を執行する正体不明の「蓋脱」を追跡する物語を描いた国民参加審判劇だ。
先立って「国民死刑投票」製作陣は「殺すか生かすか、あなたの選択は?」という質問を投げかける1次ティーザーを公開し話題を集めた。朴ヘジン(金ムチャン役)、朴ソンウン(クォン·ソクジュ役)、イム·ジヨン(ジュヒョン役)の3人の主人公の圧倒的な演技力はもちろん、国民死刑投票という衝撃的素材を30秒以内に強力なインパクトで見せてくれた。
7月27日「国民死刑投票」2次ティーザーが公開された。2次ティーザーでは劇中の国民死刑投票がどのように進行されるのか、国民死刑投票によってどんなことが起きるのか、その後暴風まで圧縮的に見せながら視線を強奪した。
「国民死刑投票」2次ティーザーはある晩遅く突然人々のスマートフォンが同時に鳴る姿で始まる。警察であるジュヒョンをはじめとする人々は各々自身のスマートフォンを覗き込み、その画面には「児童性搾取物流布犯ペ·ギチョルの死刑に賛成しますか?」というメッセージが出てくる。同時に1時間のストップウォッチが動き出す。全国民を対象に国民死刑投票が始まったのだ。
続いて国民死刑投票を進行した正体不明のゲタルが登場、「この世には死んでも安いXXが多すぎる」と叫びながら悪質犯の処断を暗示する。しかし、金武燦(キム·ムチャン)警察官の考えは違う。キム·ムチャンは「勘違いするな。あなたは英雄じゃない」と叫ぶ。また別の警察ジュヒョンもやはり「まだ犬の脱衣が正しいと思う?」として犬の脱衣に対する疑問を表わす。以後、画面にはゲタルを追跡する警察キム·ムチャンとジュヒョンの躍動的な姿がスピーディーに交差し、見る人の心臓拍動まで速く動かせる。
そうかと思えば、注目すべき人物クォン·ソクジュの意味深長な発言も続く。先立って公開されたコンテンツとは異なり囚人服ではなく一般的な服を着たクォン·ソクジュが、法廷に見えるところで「加害者の味方になったあなたたちは皆有罪だ!」と叫ぶこと。続いて事件現場で証拠物を胸に抱いて嗚咽するクォン·ソクジュの姿から、彼が被害者であることが推察できる。善と悪の境界に立った人物クォン·ソクジュが国民死刑投票と一体どのように連結されるのか、刹那の瞬間であるにもかかわらず疑問が高まっている。
このようにキム·ムチャンとジュヒョンが改奪を追跡し、クォン·ソクジュが嗚咽する間にも国民死刑投票の制限時間は急速に減る。そして結局終わってしまった制限時間。改脱と推定される人物が「私たちの正義は常識的です」と叫びながら歓呼する。これを後にしたまま続く3人の主人公の強烈な姿を最後に「国民死刑投票」2次ティーザーは終わる。
「国民死刑投票」2次ティーザーは国民死刑投票という素材を直観的に見せ、予備視聴者の脳裏にドラマの色を完璧に注入させた。速く交差するカットとその中で目立つアクションシーンと格別なスケールは、ハードボイルド追跡スリラーとしての面白さも予告した。登場するたびに画面を噛んで食べる俳優たちの存在感も凄かった。たった30秒で見る人の心臓拍動まで上昇させた「国民死刑投票」が本ドラマで一体どんな話を聞かせてどんな衝撃を与えるか期待される。