再び不振MBCドラマ、パク・へジン'ショータイム'で復活なるか
Newsis (4/27)
昨年下半期から今年初めまで少しの間、活気を取り戻したMBCドラマが再び不振の沼に落ちた。金土劇'黒い太陽'は最高視聴率9.8%'袖先赤いクットン'17.4%'トレーサー'が9.0%を記録し、'ドラマ王国'名声を取り戻すかのように見えた。しかし、'トレーサー'後続'明日'が7.6%でスタートして最低2.7%まで落ち込み、危機を迎えた。トップスターのキム・ヒソンのキャスティングに人気ウェブトゥーンを原作とするが力不足だった。この23日に初放送された週末劇'今から、ショータイム!'は1回2.8%(ニルソンコリア。全国基準)で始まり、2回は3.6%へ小幅上昇したが、依然として低調な視聴率だ。
'今から、ショータイム！'は2020年'コンデインターン'でMBC'演技大賞'で大賞を受けた俳優パク・へジンの2年ぶりのホーム復帰作だ。当時、MBCは視聴率5%を超える作品を手で数えるほど深刻な低迷期だった。映画とドラマをクロスオーバーした'SF8(エスエプエイ)'、呼吸短い、推理ドラマ、ロマンス、ファンタジーなどジャンルの多様性を追求したが、興行に失敗した。最高7.1%、4~5%を維持した'コンデインターン'が最も良い成績で、主人公のパク・へジンがその年の大賞受賞者になった。
MBCは異例的な特別編成を試みた。'今から、ショータイム!'8回放送分まで毎週日曜日に放送開始前前回(土曜日放送分)の要約を編成し、視聴者たちの興味や理解を助けることにした。それによって土・日曜日の放送時間も変わった。土曜日は午後8時40分、日曜日は午後9時に視聴者と会う。要約版編成のおかげか、2回の視聴率は0.8%ポイント上がった。先立ってMBCは昨年、死活をかけた150億の大作映画'黒い太陽'を押すために2週間'実話探査隊'を放送しないよう、スペシャル、再放送したことがある。16部作ドラマ半分次回まで特別編成に力を入れたのは'今から、ショータイム!'が初めてだ。
要約版の編成はMBCが'今から、ショータイム！'にかける期待が大きいということを証明する。単に視聴率が低迷してではなく、このまま埋葬されることに惜しい作品という意味だ。'今から、ショータイム！'は魔術師'チャ・チャウン'(パク・へジン)や巡査'コ・スルヘ'(チン・キジュ)のコミック捜査劇だ。ドラマ'力の強い女ドボンスン'(2017)を演出したベテランのイ・ヒョンミンPDと'サンガプ屋台'(2020)で筆力を認められたハ・ユン作家が意気投合した。'サンガプ屋台'はハ・ユン作家の最初の作品で視聴率は高くはなかったが、痛快な代理満足と重いメッセージをすべてつかんだ。
(＊ ”대리만족(代理満足) ” とは
動画や写真など人が楽しんでいる様子を見て満足すること)
ハ・ユン作家は、今回も東洋ファンタジーを自然に劇に溶け込ませた。チャ・チャウンの魔術は幽霊らに任命した超自然現象だ。各自職級が部長、課長、社員の幽霊たちはそれぞれ特技を生かして魔術会社運営を助ける。手当はもとより、遺族慰労金に追加勤務手当てまである。幽霊に給料を与える魔術師だ。現実とファンタジーを絶妙に結合した新鮮な設定だ。主演パク・へジン、チン・キジュ、チョン・ジュノだけでなく、幽霊キャラクターを消化した助演俳優たちの演技もSNSとオンラインコミュニティで好評を博している。
まだ2回しか公開されていないが、緻密に敷かれた伏線としっかりしたストーリーが没入感を増しているチャ・チャウンが巫女の代わりに魔術師という職業を選択した理由、人々に無関心で気難しい性格を持つようになった理由がキャラクターに説得力を付与した。コ・スルヘの父の死にまつわるミステリーも疑念を抱かせている。イ・ヒョンミンPDはこの22日、製作発表会で'今から、ショータイム！'を"総合ギフトセットのようなドラマ"と定義した。その言葉のようにコメディー、ファンタジー、メロドラマ、ミステリーが適切な比重で調和した。
土曜日はKBS 2TV週末劇'現在は美しく'と放送時間が一部重なって、tvN週末劇'私たちのブルース'TV朝鮮週末劇'結婚作詞離婚作曲3'と全て正面勝負する。'現在は美しく'は24~25%台の視聴率を維持しており'私たちのブルース'最近、回送は全国有料世帯基準7.7%を記録した。'結婚作詞離婚作曲3'視聴率は7~8%台だ。日曜日はKBS 1TVの大河ドラマ'太宗イ・バンウォン'と約20分間、共に放送される。試合組み合わせの運が激しいだけに、作品の面白さが興行にすぐつながっていなかった。しかし、MBCが特別編成勝負勝負手を置いただけに、持ち直しのチャンスは十分ある。'結婚作詞離婚作曲3'が今週終了し、視聴層一部をもたらす可能性もある。