The Fact (6/19)

チャンネ(悲哀)・コミック・成長盛り込んだカ・ヨルチャン完全消化
俳優パク・へジンが'コンデインターン'のカ・ヨルチャン役を完璧に消化して、大衆の好評を受けている。チャンネ爆発する社会新人からコンデ力(りょく)最高部長の姿まで披露した彼は今まで見せた演技と魅力で人生のキャラクターを更新した。
MBC水木ドラマ'コンデインターン'(脚本シン・ソラ・演出ナム・ソンウ) はやっとの思いで入った会社を自ら退社を決心した最悪のコンデ部長を部下職員に迎えることになる男の情けないながらも痛快な復讐劇を盛り込んだ作品だ。'コンデ'と呼ばれる人々が、結局、我々になるというメッセージと一緒に世帯と世代間の調和を描いている。
現実の職場の話を留めて共感を率いるドラマで、錚々たる水木ドラマでは視聴率1位を堅固に守っている。視聴率調査会社のニルソンコリアによると、初放送の1回と2回から4.4%、6.5%の視聴率でスターとして14回では7.1%の最高視聴率を記録した。ドラマの人気が高まり、ドラマをリードしていくパク・へジンの魅力も再照明されている。

◆情けなさとコミックを行き来する世代共感キャラクター消化力
パク・へジンは、中堅企業のインターンカ・ヨルチャン役を演じ、チャンネ爆発する社会新人演技を相性よく消化して20・30世代の視聴者の注目を集めた。特に、視聴者たちはドラマ序盤カ・ヨルチャンがイ・マンシク(キム・ウンス)部長の使い走りから息子の宿題まであらゆる雑用を担当している姿を通じて多くの共感と応援の声を送った。
一方、超高速昇進を生むが、組織で良い上司に見えるために絶えず努力する姿を通じて40・50世代たちの共感を刺激した。幼い年に高い役職に昇進したが、席を守るために孤軍奮闘する姿はすべての職場人の心を代弁するのに十分だった。
また、愛憎関係に転じたイ・マンシクと一緒に出る場面は様々な名作を相性のようにパロディ化して笑いを誘う。待機発令で会社から隔離された当時、カ・ヨルチャンはガラスの壁を隔てて、チーム員たちと切ない感情をやり取りしながらドラマ'君は私の運命'の中の名場面を思わせ笑いを誘った。この他にも'ミセン'のイム・シワン、映画'お嬢さん'のキム・テリの台詞を適材適所で活用し、コミック演技を完成した。

◆大人たちの社会成長期
パク・へジンはカ・ヨルチャンの姿を通じて、インターン時代からコンデ部長まで、ひとつの'社会成長期'を見せてくれている。新社会人の時イ・マンシク部長の下でインターンとして働き、きつい仕事を担当する等、不断の努力をするが、情熱だけではどんなことも実現しないまま悪戦苦闘する。
また、会社の製品である'オンゴル'のレシピを盗まれたと主張したクッパ店社長を訪れて仕事を解決しようと努力したが、結局社長が極端な選択をして、インターン人生の大きな危機を迎えることになる。以降、クッパ店社長の悔しさや自分の真実を解明するために努力するが、インターンという職級の限界で苦い現実に向き合うことになる。
社会の苦味を見たカ・ヨルチャンは,へこたれず、再び起きて新しい会社への就業に成功した。イ・マンシクがいないところで、自分のアイデアで出した企画案を成功させ、超高速昇進をなしている。しかし、次第に自分が憎悪した'コンデ'イ・マンシクの姿に似てインターンの時は理解できなかったイ・マンシクを徐々に理解しながら成長期を経験している。

◆キム・ウンスと特別なコミカルさで完成したブロメンス
シニアインターンとしてカ・ヨルチャン部長の下で働くようになったイ・マンシクは代表取締役と彼らの側近に呼ばれてことごとくカ・ヨルチャン部長の仕事を妨害する。しかし、妨害作戦はいつも反対に作用して仕事を実現し、その過程でキム・ウンスとパク・へジンのコミカルさで視聴者たちに笑いをプレゼントした。
また、製品の中の異物事件を経験し、さらに身近になった二人はライバルから愛憎の関係に転じた。たまに酒を飲みながら悩みを分ける姿で独自のブロメンスケミを披露した。特に13回から二人を置いて映画'お嬢さん'の名ゼリフ"私の人生を台無しにしに来た私の救援者"をオマージュして熱い反応を呼び起こした。
しかし、両者の関係に再び変化が予想される。この17日に放送された17、18回でカ・ヨルチャン部長に関心を示したイ・タリア(ハン・ジウン)がイ・マンシクと親子関係という事実が明らかになったからだ。特別なケミを見せた二人の関係は今後どう展開されるか期待感を集めている。
パク・へジンの熱演と俳優たちの特急ケミでに水木ドラマ視聴率1位に輝く'コンデインターン'は計24部作で来る25日、終映を控えている。