Newsen (6/4)

'コンデインターン'が気の利いたパロディーを楽しく届けている。
6月3日に放送されたMBC水木ドラマ'コンデインターン'(脚本シン・ソラ/演出ナム・ソンウ 9、10回で瞬間最高視聴率8.4%を記録したエンディンシーンは映画'お嬢さん'の名ゼリフ'私の人生を台無しにしに来た私の救援者'を借用したナレーションでさらに注目された。同日、放送を機に新しい転換点を迎えたカ・ヨルチャン(パク・へジン)とイ・マンシク(キム・ウンス)の関係をこの台詞を通じて適切に表現した制作陣のセンスが目立つ。
英国のドラマ'シャーロック・ホームズ'をパロディーした場面も視聴者たちの耳目を集中させた。劇中でハッダル麺の中にゴキブリが出たというパク・ボムジュン(チャン・ソンギュ)の異物クレームを聞いて、彼の家に出動したカ・ヨルチャンはまるで名探偵シャーロック・ホームズのように鋭く家の構造、周辺環境、問題になったラーメン製造日付などを把握し、イ・マンシクもまた、シャーロック・ホームズのパートナーワトソンのようにパク・へジンが事態を解決することに大いに役立った。
また、待機発令で会社で別に隔離されたカ・ヨルチャンがガラスの壁を隔てて、チーム員たちと切ない感情をやり取りするシーンは役者ファン・ジョンミン、チョン・ドヨン主演の映画'君は私の運命'の中の名場面を思わせるので、見る人々を笑わせた。
特に同日、放送に特別出演したコメディアンのチョン・ソンホ鄭成湖はMBC'剣法男女'とSBS'浪漫ドクターキムサブ'を絶妙にコラボしパロディー化した。国内最高権威のゴキブリの法医官として登場したチョン・ソンホは台詞を全部俳優ハン・ソクキュの声帯模写で消化し、笑いを誘った。まるで実際のハン・ソクキュの声を聞くことのように完璧なシンクロ率と台詞のコラボは感嘆を誘発するのに十分だった。
その他にも自分にずっと冷たいカ・ヨルチャンにイ・マンシクは"分からないから教えていただけるでしょう"と、ドラマ'ミセン'の中のせりふをパロディ化して話題を集めており、様々な場面で多様な人気作品を適切に溶かして、2049の視聴者らの好みの狙撃に成功した。パロディーによって劇に没入を妨害する危険性もあったが、製作陣はバンバン爆発する善良なシナリオと完成度の高い演出でこのような懸念を完璧に払拭させた。
製作陣は"'コンデインターン'が形式、ジャンル的な面で比較的柔軟なドラマだと見られていて、見ていただいている方もパロディーを喜んで受け入れてくれるようだ"、"これからも視聴者たちにより多くの楽しみや面白さをお届けできるように多様な試みを構想してみる"と伝えた。