ヘラルドPOP (6/1)

1日'コンデインターン'ナム・ソンウ監督の見事な演出力が話題を集めた。
最高視聴率8.3%を記録し、水木ドラマ1位を走っているMBCミニシリーズ'コンデインターン'(脚本/シン・ソラ、演出/ナム・ソンウ、製作/スタジオHIM)ではカ・ヨルチャン部長(パク・へジン)とイ・マンシクインターン(キム・ウンス)の5年前と現在を交差させた感覚的な演出に俳優たちの取り付かれた演技力が加わって視聴者らの没入度を高めた。
特にドラマ序盤カ・ヨルチャンが残酷なインターン生活を経験して街の中の人たちの間を彷徨するシーンで徹底的に独りになる疎外感を感じ、この7、8回ではシニアインターンとして帰ってきたイ・マンシクが距離を歩きながら自ら'コンデ'であることを自覚するシーンと交差、二人の主人公の極と極との感情への没頭を生かした演出が光った最高の名場面に数えられる。
過去、プルジンオラーメンを横取りして自分のものにしようとしたイ・マンシク部長の蛮行がブーメランのようにインターンになった自分に返ってきた場面もまた、演出が光を放ったシーンでもある。イ・マンシクが提案したファンテグクラーメンをジュンス食品オ代理(コ・ゴンハン)が盗んだ、あがいても能力を認められないイ・マンシクのいやな状況とそれによる多様な感情変化がさらに切実に描写されたもの。
現実よりももっと現実のような俳優らの抜群のケミにナム・ソンウ監督は"俳優たちに楽な現場を作るために努力している。伸び伸びした現場で良い演技も出ていると思う"と伝えたことがある。
過去と現在を行き来する見事な演出と各キャラクターたちを適材適所に配置するナム・ソンウ監督式ディレクティンは'コンデインターン'のさらなる観戦ポイントに浮上し、視聴者たちの楽しさを担当している。
一方、愉快・そう快・痛快な甲乙チェンジ復讐劇MBC水木ミニシリーズ'コンデインターン'はMBCと国内の代表OTT'ウェーブ(wavve)'で毎週水、木曜日の夜8時55分に同時放送される。



