スポーツ東亜(4/22)

5月放送するMBCドラマ'コンデインターン'の主演パク・へジンが'ハッダル麺'の箱の前に座っている。最近、ドラマ製作陣は予告と話題を集めた'ハッダル麺'の実際の商標権登録を終えた。
■ドラマ・芸能の中の変わった間接広告風土
MBCドラマ'コンデインターン'PPLの話題
企画段階から'ハッダル麺'発売準備
芸能'テレブログ'素材にPPL活用
演技者も、視聴者も、見た目にきまりの悪いPPL(間接広告)はもう'さようなら'だ。演技者がいきなりブランドのロゴが刻まれた水差しを持って飲んだり、何の脈絡も無くマッサージ椅子に座って"涼しい!"と叫ぶ時代は過ぎ去った。様々なドラマやバラエティ番組がPPLを隠さず、さらに、素材で活用しながら新鮮さと収益を同時に狙っている。
●ドラマ企画から'ラーメン発売'準備
5月放送予定のMBC水木ドラマ'コンデインターン'はPPLと、すでに話題を集めている。劇中のラーメン会社に通っているパク・へジンが'ハッダル麺'を開発して部長に超高速昇進する過程でラーメンが重要な素材で登場する。最近公開された予告映像で大きく出るほど、劇中の存在感が格別だ。
製作会社であり、放送局のMBCはドラマ企画段階から'ハッダル麺'の発売を準備したりもした。ラーメンを作って販売する劇中のキャラクターたちに現実感を付与できる良い装置になり得るという判断からだ。既存のラーメン会社と協業しない、自主的に製品を発売し、流通するというのが興味深い。5月末販売に先立ち、製品名とラーメンを象徴する鶏のキャラクターである'ハッダルが'の商標権の出願まで終えた。
主人公である演技者パク・へジンも製品発売に必要な肖像権を提供して'ハッダル'と広告を撮るなど、積極的に協力した。広告分は、劇に溶かして楽しさを加える計画だ。'コンデインターン'のある関係者は21日"最近、ドラマが企画過程から製品発売など、様々なPPLを自然に溶かす方法を悩む傾向"と明らかにした。
●バラエティの素材になったPPL
25日放送するSBS芸能プログラム'テレビにそれが出たら'はPPLを最初から素材にした。コメディアン ユ・セユン、ヤン・セヒョン、ジャン・ドヨンなどが既存の製品を'堂々と'PPLを行う過程を描く。最近、新種のコロナ・ウィルス感染症(コロナ19)で困難な中小企業の製品を広報して販売を率いて、その収益を寄付することにした。演出者のキム・ジョンウクPDは21日"視聴者たちが快く思っていたPPLを楽しみに昇華させ、多様な素材を試みる機会と見ている"と明らかにした。
SBS'おいしいことの広場'やKBS 2TV'ピョンストと'も、ひらめくPPLで目を引く。'おいしいことの広場'は、全羅北道のリンゴ、江陵のブスジャガイモなど広報が必要な地域の農水産物で食べ物メニューを開発して実際の販売率を高める効果を得た。'ピョンストラン'はあるコンビニ企業と提携して芸能人たちが開発したメニューが正式販売商品になるまでの過程をプログラムに込めた。'イ・ギョンギュ 麻長麺(マジャンミョン)'などが人気裏に販売された。
このような放送界の果敢なPPLは一つのトレンドに定着する見通しだ。キム・ジョンウクPDは"視聴者らが一つの素材に認識するほどPPLを自然に受け止めている"、"広告主と放送局、制作スタッフも奇抜なPPLに肯定的だからこれからもこのような流れが続くだろう"と話した。