Newsen(3/19)

'フォレスト'が低い視聴率と話題性を克服できないまま終了を控えている。
KBS 2TVの水木ドラマ'フォレスト'(脚本李、演出オ・ジョンロク)が3月19日32回を最後に終映される。
'フォレスト'は心臓を除いては全部持った男と心臓を除いてはすべて失った女が神秘な森で出会って自分と森の秘密を暴いていく'強制、山間部の同居ロマンス'ドラマで、パク・へジンとチョ・ボアとの出会いで、放送前から関心を集めた。パク・へジンはこの作品で3年ぶりにお茶の間復帰した。
パク・へジンとチョ・ボアはそれぞれ非常な頭と動物的な感覚を持ったスペシャリストカン・サンヒョクと物事に溢れる情熱と感情でどこにも存在感をアピールするエースの外科医チョン・ヨンジェに扮した。二人は未知の'美玲森'を背景に、お互いの傷跡をなだめ、本当の愛と幸せを悟っていく人物を演技した。
'フォレスト'の最も大きな違いは'森'という背景だった。派手で刺激的な素材に代わって'ヒーリング'というコードを前面に掲げたと信じていた。この1月に製作発表会でオ・ジョンロク監督は"'フォレスト'は第3の主人公が森だと見ることができる。都市で、それぞれ傷とトラウマを持った人たちが、森の中に共に暮らし、相手も治癒して自分も治癒する内容を持っているヒーリングドラマだ"と紹介した。
しかし、ふたが開かれた後'フォレスト'は最終回を控えた瞬間まで苦戦を免れなかった。1回、2回それぞれ7.1%(以下、ニルソンコリア全国世帯基準)、7.4%を記録した'フォレストは'以降、この記録を乗り越えることができなかった。特にTV朝鮮'ミスタートロット'が要因で木曜日には最低2.6%まで下がった。

'フォレスト'の最も大きな問題は滑らかでない叙事だ。カン・サンヒョクが美玲森の秘密を暴くため、119特殊救助隊員に偽装就職できるという設定から地方病院に追い出されたチョン・ヨンジェがカン・サンヒョクと一緒に同居するようになる過程などは無理やりに合わせたように散漫、二人が互いに愛に陥ることになる展開も陳腐に演出された。自信ありげに掲げたヒーリングさえ響かなかった。
実際、二万kmを超える撮影距離を消化して作品に際しての主演俳優たちの情熱もドラマの隙間を満たすことはできなかった。高所恐怖症にもかかわらず、キャラクターに向けて119特殊レスキュー隊で直接訓練を消化したパク・へジンの努力も色あせた。
この3月18日に放送された29回、30回放送でカン・サンヒョクはチョン・ヨンジェを守ろうとしてグォン・ジュハン(チェ・グァンイル)が撃った銃に撃たれる過度に作為的なシーンが登場した。製作陣が掲げた'ヒーリングロマンス'はともかく、このドラマのジャンルが正確にどんなジャンルなのかも曖昧な感じだ。
カン・サンヒョク、チョン・ヨンジェカップルのエンディング、テソングループの最期など色んな話が残っている中、'フォレスト'は果たしてどんな結末を迎えることになるだろうか。今一度きちんと書かずにはいられずに退場する'フォレスト'の動きが残念だ。
一方、'フォレスト'は3月19日午後10時31回、32回を放送する。'フォレスト'後続ドラマはキム・ミョンス、シン・イェウンなどが出演する'早く来て'だ。