日刊スポーツ(7/11)

ドラマ'四子'が海の上を漂流している。
'四子'はパク・ヘジン・ナナを主演に四つの人格を持った男の話だ。この1月から撮影が開始され、無事に事前制作で終えると思ったが、二ヵ月間撮影が止まっていた事実が明らかになった。
当初、昨年初の鍬入れを行われなければならなかったが、少し日程が繰り下がった。以後、3月末の撮影が完了しなければならない期限を過ぎ、7月中旬に入った現在の時点で撮っておいたのはわずか4回だ。半年以上を'四子'だけにこだわったが結果は一ヶ月にもならない。この中で製作会社と俳優たちの立場も違う。誰の話が正しくて間違っているかタイムラインで調べた。
→2017年8月
'四子'製作が公式発表された。パク・ヘジン・ナナ・グヮクシヤン・李基雨(イ・ギウ)・パク・クンヒョンなどがキャスティングされた。この時まで'ヨンパルが'を演出したオ・ジンソク監督がPDに内定された。フリープロダクション段階でビクトリーコンテンツとパク・ヘジン所属事務所・マウンテン・ムーブメントストーリーが共同制作社として参加。
→2018年1月
大邱広域市の協力を受け、初の撮影現場を公開した。監督はチャン・テユに変わった。主演俳優たち四人が大邱(テグ)でマスコミの前で初撮影を記念し、感想を交わした。新鋭ジャンヒリョンは主演級としてキャスティングされたが、この日以後下車した。共同制作社ビクトリーコンテンツが単独で製作を引き受けた。
→3月15日
最初の俳優たちが契約した撮影満了日だ。最近、事前制作物が決まった日に終わることは容易ではない。いずれも期限をはるかに超えることになって'四子'も昨年、クランクインできなくして延期されるのではと予想されていた。
→5月8日
チャン・テユ監督は製作過程で、当初定められた予算を深刻に超過する要求をしてきており、作家の交代を要求した。これを受けてくれない場合、辞任するという立場を間接的に表明し、その後ビクトリーコンテンツの連絡を受けていない。
→5月10日
公式的な最後の撮影日だ。この日以後製作陣と俳優たちは再び会えなかった。当然、ほかの作品に参加するのはできない。芸能や広告、写真撮影など押されたスケジュールを消化した。
→5月中旬
マウンテン・ムーブメントストーリーがすでに共同制作社としての地位を切った状況であるにもかかわらず制作関連契約をするなど、製作会社の役割を遂行。ポータルサイト、ドラマの紹介欄に製作会社へマウンテン・ムーブメントストーリーの名前を載せて主体を誤認させる仕組みとなった。
→6月末
チャン・テユ監督が病院に入院し、一週間治療を受けた。精神的ストレスを訴え、演出チーム関係者らに自身の現状況が写った写真を送った。退院したが、製作会社と俳優たちと円滑な疎通ができていない。
→7月初め
ビクトリーコンテンツは新監督を物色中だ。チャン・テユ監督が演出することが不可能な状況に置かれ、いつまで撮影を待ちきれなくて新演出家を探していた。問題は俳優たちが受け入れるかどうか。新しい演出家が来た場合、俳優が撮影に出るかどうか最悪の状況だ。製作会社は、最大限の日程を調整し、今月中にまた集まると言ったが、それがいつになるか誰も分からない状況だ。
→7月10日
俳優たちは'早い時期に撮影が再開されることを待ちたい'立場だ。俳優の立場でも半年以上を込めた作品で4回分が出たが実現されぢけというのは良いはずがない。そして、強調する前提は'早く'だ。ただ待つことはできないので最大限早くレールを敷いてほしいという立場。製作会社は今月内撮影を再開し、9月末まで撮影を終了すると釘を刺した。いい質のドラマを選んできたから決裂は絶対にあり得ない、今年中に送り出すという説明を付け加えた。