来日したパク・ヘジン!爽やかに主演映画を語る | たまちゃんのブログ

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来日したパク・ヘジン!爽やかに主演映画を語る

ロコレ(6/8)

6月6日の夕方、東京のめぐろパーシモンホールのステージにパク・ヘジンが登場した。主演した映画『チーズ・イン・ザ・トラップ』の舞台挨拶だった。彼は爽やかに主演映画について語った。その発言の詳細を紹介しよう。



いつも瑞々しい

驚いた。35歳になったという。
目の前にいるパク・ヘジンは、新人の頃と変わらないほどに若々しい。『噂のチル姫』でデビューしてから12年。彼は一作ごとに俳優として着実な成長を見せながら、かもしだすイメージはいつも瑞々しい。
それが、多くのファンを引きつけている要因だろう。
映画『チーズ・イン・ザ・トラップ』の舞台挨拶での一問一答は次のとおり。

――久々に日本に来られましたが、今のお気持ちをお聞かせください。
「久々に日本の大勢のファンのみなさまにお会いすることになりました。実は、これほど大勢の方が来てくださるとは思っていませんでした。久し振りで緊張しています。しかも、出演作を持ってファンのみなさん、観客のみなさんにお会いするということで感慨深い気持ちです」
「作品というのは、いつも撮り終えた後にどこかしら残念だなあという思いが残ってしまいます。僕が出演したどのドラマもそうですね。この『チーズ・イン・ザ・トラップ』もそうです。そして、今は『四子(サジャ)』というドラマを撮っているのですが、きっと撮り終えたらまた残念な気持ちが残るかもしれません。でも、その思いが僕だけだったらうれしいです」

――パク・ヘジンさんが演じるユ・ジョンの魅力は何だと思いますか。
「僕自身はその魅力というのはよく知っているのですが、ご覧になった方はその内面の魅力に気付かないかもしれません。その、なかなか見えない魅力というのが彼の一番の魅力だと思います」



記憶に残るシーン

――ユ・ジョンというキャラクターを演じてみていかがでしたか。
「人は誰でも二面性があると思うんですね。大人としていろいろな責任を背負って生きていく中で、二面性というのは誰でも持ちうるものだと思います。そして、ユ・ジョンは正直に自分の気持ちを表現するところがありました。彼について理解ができなかったというよりも、ユ・ジョンよりも僕のほうがちょっと下手だなと思う部分があります。ユ・ジョンは自分が好きになった人に対してはその気持ちを表現していたのですが、僕にはそこがちょっと苦手なところがあります」

――一番記憶に残っているシーンは?
「ユ・ジョンとソルの2人が出てくるシーンももちろんですが、今回は登場人物がたくさんいましたので、大勢で出てくるシーンも記憶に残っています。ユ・ジョンだけではなくて、ユ・ジョンとソルとイノが一緒に出るシーン、時間的には短かったのですが、屋台があったところですね。後は、警察署の前でユ・ジョンとソルとイノとイナの4人が初めて会うシーンもありました。そこも撮影のときに楽しくて記憶に残っています」

――好きなセリフを教えてください。
「好きなセリフというよりも、ソルに対して一番言ったセリフかもしれないですね。ソルに呼びかけて『僕と付き合ってくれる?』というセリフですね。このセリフはNGもたくさん出てしまいましたし、自分でも言っていてちょっと照れくさい気持ちでした。ドラマでもそうでしたし、映画でもそうでした。日本ではどうですか。ちゃんと『僕と付き合ってください』と言ってから付き合うのか、それとも自然と付き合っていくうちに(正式に)お付き合いするようになるのか、どちらでしょうか」(パク・ヘジンが日本語で「付き合ってくれ」と言った。その後、観客席から大歓声が起きた)



――気になる女性ができたら、ユ・ジョンのように積極的にアプローチするタイプですか。
「僕は、絶対にそうではありません。僕の場合は、好感を持った女性がいるときには周囲をちょっとうろつくんですね(笑)。そして、自分が好意を持っていることを知ってもらうようにします。実際のところは、愛する人に対しては勇気がないと言えますね」

――好きな日本の映画がありましたら教えてください。
「最近は撮影が続いていて日本の映画を見る機会がないのですが、以前は日本の作品もよく見ていました。そして、先ごろいい賞をお取りになりました是枝監督の作品なども探してよく見ていました」

――共演したい日本の俳優は?
「共演したい俳優さんの名前を挙げたいんですが、女優さんについて話すことは、日本でも韓国でも、みなさんがあまり好まないんですよね。ですので、男性の俳優さんを言います。その方たちが出ていた好きな作品を思い出したりして、あまり目立つ感じではないながらもしっかりと自分のカラーを持っている俳優さんが好きですね。たとえば渡部篤朗さん、阿部寛さん、加瀬亮さんといった俳優さんと共演できたら光栄です」



これ以上悔いはない

――この映画はパク・ヘジンさんにとってどんな映画になりましたか。
「僕にとってこの『チーズ・イン・ザ・トラップ』という作品、そしてユ・ジョンという人物は切っても切り離せない存在になったと思います。ある意味、俳優パク・ヘジンの固有名詞と言えると思うんです。ドラマでもその姿を見せることができましたし、映画でもその姿を見せることができて、もうこれ以上悔いはないという思いです。これから、どんな作品でこのユ・ジョンが育っていくのかわからないのですが、さらに素敵な姿になって生まれ変わってくれたらいいなと思います。そして、映画も無事にできましたので、有終の美を飾れたと思います。これからの僕は、さらにいいキャラクターを演じてみなさんとお会いできたらうれしいです」

――最後にファンのみなさまに一言お願いします。
「今日は、参加してくださいましたマスコミや記者の方、心から感謝しています。そして、大勢のファンのみなさまにお会いできてとても気分がよかったです。本当に短い時間でしたよね。でも、久し振りに東京に来てみなさまにお会いして、僕の記憶に残っているお顔もたくさん見受けられました。僕はずっと日本に来たいと思っていました。ファンミーティングでも言っていますよね。来たいと思ってもなかなか来ることができないということがあります。でも、今回はこんな風に来ることができて、ファンのみなさまにも心から感謝しています。これからも一生懸命活動して、みなさまにまたお会いしたいと思っています。どうもありがとうございます」