
キム・ソルウ パク・ヘジン
コード名「K」国家情報院ゴースト要員。

個人情報が公開されているホワイト要員、公開されていないブラック要員よりもさらに奥深く隠されたゴースト要員。国家情報院の内部でも、少数の上級者だけが存在を知っているせいで知られている話は多くない。
多言語能力に、手話、読唇術、水準級の魔術が可能である。
射撃と格闘実力が優れているが、銃や暴力を使用するよりは周辺の地形地物や道具を利用して相手を制圧する方法を好む。爆発物組立・解体能力も優れているが殺傷用より主にびっくり驚かせる目的で使用する。医学、法学、心理学などはアンダーカバー教養レベルよりも少し優れた程度だが、ワインとコーヒー、考古学、美術史の見解と見識は講義が可能なほど博学だ。しかし、料理は下手だ。
国家情報院最高の俳優、千の顔を持ったアンダーカバー、 ゴースト要員コード名K. 彼の偽装はひげを付けたり老いたシワを重ねるなどの変装術でない。 犯罪心理学プロファイルにより語り口、動作、習慣まで完全にその対象に変身することが重要である。
「すべての事件の背後には女性がいる。」パリ警視庁の古い格言である。 どんな偽装身分でも変わらない、ベールような立体感が生きているハンサムな容貌は彼だけの武器だ。 純粋なようにセクシーで、退廃的できれい、荒くてやわらかい.. 世の中すべての反語法を入れた彼の目つきに心を奪われた彼女たちは例外なしで魅惑されて中毒になる。
誰でも愛することができるが、誰も愛さない者。
誰にでもなれるので、誰でもない者。
姿を変えるたびにますます自身の本来の姿は蒸発してしまう。実存と現象の間での拮抗. 鏡の前ではソルウは自身の顔を見ているが、誰なのか.. 誰であったか.. ますます見慣れなくなっていく。 このように自身が誰なのか揺れるたびにソルウは鏡の代わりに黒い影を見て自らを確認する。 鏡の中の彼の性格、容貌、名前はずっと変わるが、明るい光の反対側、闇の影だけはいつも同じ形状だ。
ゴースト要員ソルウ。 愛も名誉も名前もない影.。しかし彼がすることは祖国が与えた任務ということだけはいつも同じである。 任務が彼の存在を消えるようにしたが、 逆説的に彼の存在は唯一任務でだけ証明される。
秘密資金の黒いコネクションに深く潜入して姿を消したゴースト要員 Y が残したメッセージ。
「三個の木彫り像を探して」今、彼は柔軟性のない警護本能を持ったエリート警護員である。
☆
ウングァンはマネジャーの前では猫の前のネズミの境遇だったが、ウングァンはソルウの前では「トム」の前の「ジェリー」。
トムが邪悪ならば、ジェリーは賢く邪悪だ。 トムが設置したネズミの罠は常に自分の足の甲をとったし、チーズはいつもジェリーの分け前である。 かわいそうなトム.
ジェリーはその都度トムを破ってしまったが、そのようなジェリーのライバルは別にあった。 何か訝しい感じのミーハー女出身のファンマネージャー「キャットウーマン」ドハ。 ソルウはまた一つ悟った。
「ミーハー女はCIAより有能で、ISより危険だ!!」