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「チイント」初めての放送②]「ユ・ジョン先輩」の正解、やはりパク・ヘジンだった

MBN(1/5)

tvNの新しい月火ドラマ「チーズ・イン・ザ・トラップ」(以下、「チイント」)が幕を開けた中で主人公ユ・ジョンの役であるパク・ヘジンが、視聴者の間で好評を受けて目を引く。

去る4日午後放送された「チイント」初回では、ユ・ジョン(パク・ヘジン)の未知の憎しみを受けて休学を決意したホン・ソル(キム・ゴウン)が突然のユ・ジョンの好意に慌てている姿が描かれた。

この日、他人に接する行動に悪意のあるユ・ジョンの素顔に唯一気づいたホン・ソルはユ・ジョンに従う周辺の人々の嫌がらせに耐えられず休学を決定したが、ユ・ジョンのレポートが消えたことで仕方なく復学を余儀なくされた。



そのような状況でユ・ジョンはホン・ソルのそばを回り、ホン・ソルの受講申請を台無しにした犯人がキム・サンチョル(ムン・ジユン)ということまで調べた。ホン・ソルは自分に好意的なユ・ジョンを見て混乱する。

「チイント」の原作があまりにも人気が多かったウェプトゥンのせいで「チオモニ」(「チイント」+姑)と呼ばれる新造語まで作られたドラマ「チイント」は初放送を無事終えた雰囲気だ。シンクロ率方面で最も心配なことをかもし出したホン・ソル役のキム・ゴウンがかなり安定した演技を広げ、ホン・ソルと三銃士をなすボラ役のパク・ミンジ、グォン・ウンテク役のナム・ジュヒョクのケミは初回を埋めるに十分だった。

何よりも最も印象的なキャラクターは、やはりユ・ジョン。ユ・ジョンを演じるパク・ヘジンは、仮想キャスティング当時も強力な1位候補に上がっただけに完全にユ・ジョンを表現した。 1回では分からないがユ・ジョンのキャラクターを正常にキャッチした「元気いっぱいロマンス」が成立されるほど、パク・ヘジンの役が誰よりも重要だった。パク・ヘジンはこれをよく見抜いてユ・ジョンというキャラクターのベースからよく固めていく姿である。

ユ・ジョンがホン・ソルに悪意を露出するいくつかのシーンはウェプトゥンをそのまま移したようだった。パク・ヘジンとキム・ゴウンの視線処理だけで緊張感を醸し出しなければならない困難な場面であった彼らの呼吸はウェプトゥンの中の緊張感をそのまま生かした。

それだけでなく、「カーン」につながっているウェプトゥンを続いた一つの「映像」に作り上げる過程で、パク・ヘジンは、その「カーンとカーン」の間を明瞭に続いて出した。原作がある作品を、特に漫画を映像に移す作業が難しいのは、まさにこのためだ。パク・ヘジンもこれに対する負担感を現わしたことがある。制作発表会で、パク・ヘジンは「ウェプトゥンは、読者が、彼らだけの考えで余白を埋めていく、ドラマではそれをすべて表現する必要があるので、余白を埋める作業が大変だった」と告白した。

しかし、パク・ヘジンは、自分の心配していたのとは違って、それなりのノウハウで、その「余白」を満たした。そのノウハウのいずれかが目つき演技だ。パク・ヘジンのトレードマークは、「優秀に蹴った目つき」である。彼はこの目で前作で限りなく優しいキャラクターとサイコパスキャラクターを生かし、時には悪意を、時には可愛らしさを表現する。これにより、ユ・ジョンというキャラクターを立体的に作成し、ウェブトゥーンの中で、読者の想像力に満ちたその部分を「立体感」で満足させるものである。

正体を隠したユ・ジョンの疑問をかもし出した次の回を作る力もパク・ヘジンにあった。 「チイント」は、ユ・ジョンの未知の行動とホン・ソルの混乱を交差させる心理劇である。ユ・ジョンとホン・ソルの、まるで「追いつ追われつ」のような緊張感、ユ・ジョンの正体の気がかりなことが視聴者の「忠誠心」を高める核心である。そのため、ユ・ジョンが気にしなければ、ドラマの視聴層は崩れる。

パク・ヘジンは製作発表会で、このようなユ・ジョンについて「最初は曖昧にユ・ジョンを表現するか、明確な何かを決めて見せるか、どっちつかずだという考えがあって、その部分に集中していた」と話した。まだ正体があいまいな状態を表現してますますその意図を具体化させるというパク・ヘジンの戦略は、序盤視聴者層の流入にも大きな影響を与えていることは間違いない。

このように、複数のモロ責任感が大きい「ユ・ジョン先輩」をパク・ヘジンはよく消化して、一度視聴者から「合格点」を受けている。あまりのシンクロ率にも心配がなかったはずで「セーブ」は予想したが、すでに「ユ・ジョン先輩のファン」が生まれるなどの反応が尋常でないことが注目される。

「星君」から「悪い奴ら」まで出演する作品ごとに「大当たり」を打つパク・ヘジンが、果たして「チイント」さえもヒット作隊列に上げることができるか、その成り行きが注目されている。