「星君」パク·ヘジン、危機をチャンスに変えた逆転の人
テンアジア (2/27)
ソニョンのターニングポイント、「星君」パク·ヘジン、危機をチャンスに変えた逆転の人
SBS「星から来た君」の俳優パク·ヘジンがキャスティングされたというニュースが
聞こえてきたときに、そのほとんどが意外という反応を見られたのも事実である。
「噂のチル姫」で、中華圏で高い人気を謳歌し始めたが、
韓流スターがお任せにはジェギョンという配役の比重がそんなに大きくなかったからだ。
しかし、振り返ってみるとパク·ヘジンは、
前作のKBS2週末ドラマ「私の娘ソヨン」と「噂のチル姫」などの驚異的な成功のせいで、
中華圏でのトレンディーなイメージとは異なり、
国内では日々ドラマや週末ドラマにもっとふさわしいどっしりとした俳優に認識されてきたのは、
おそらくこの作品は、彼のイメージにも変化を与えることを期待はできた。
しかし、事故が起きた。
パク·ヘジンの配役がジュエギョンからフィギョンに変わったのだ。
現在では、シン·ソンロクが演じているソシオパスとサイコパスとの間を
行き来するジェギョン役提案を受けた。
かなり長い期間、念を入れてキャラクターを研究していたパク·ヘジンは、
当初フゥギョン役にキャスティングされた俳優チェ·ミンが個人的な事情で降板し、
製作スタッフの要請を受けた。
彼は話し合いの最後に製作陣の事情を考慮しフィギョン役を受諾する。
撮影までしたキャラクターを交換する初の事態が起ったのだ。
実際のパク·ヘジンはジェギョンで1回分の撮影をしていた。
よく見ると、「星から来た君」の1~3回まで登場したパク·ヘジンは
黒で濃く染めた髪を下ろして登場する。
そうするうちに4回から現在のブラウンファームで登場する。
後者の方が若々しいフィギョン役によりふさわしいコンセプトであることは
言わなくても知ることができるという事実。
それだけ彼はジェギョンからフィギョンに変わった当時の状況が切迫したことを知らせてくれる。
しかし、結果的に史上初の配役交換はパク·ヘジンに積極的な作用をした。
振り返ってみると、パク·ヘジンが今まで演じたキャラクターの中で
最も明るい人物がフィギョンでもある。
ですから、パク·ヘジンとしては、
彼はロマンチックコメディーにふさわしい明るく天真爛漫なキャラクターも
十分に消化することができる俳優であることを証明することになったわけであり、
また、急な配役交代もぶれずにキャラクターを表現することができる
柔軟な俳優であることを証明したものである。
「星から来た君 」チャン·テユPDはパク·ヘジンがジェギョン役を演じた直後に
再びフィギョンになった最初の日に、
「単時間でこれだけ準備してきた姿を見て、ぜひ、また仕事をしたい俳優という気がした。
同時に、この友人の可能性がどこまで広がっているのか気になった」と話している。
誰よりも準備俳優という事実を知らせたと同時に
トレンディーなイメージまで重ねて着るようになったので、
「星から来た君」は、彼のフィルモグラフィーの中でも
かなり目立つ作品として残ることは明らかである。
また、パク·ヘジンのフィギョンが肯定的な評価を受けた主な理由は、
フィギョンというキャラクターが見せた感情がとても多様したという点からだ。
フィギョンは「星から来た君」全キャラクターの中で、
最も感情の高低が明確なキャラクターでもあった。
序盤にはチョン・ソンイ(チョン·ジヒョン)の片思いに首を結ぶ分別財閥2世で登場、
後半には、兄ジェギョンの正体に直面した後、ダークな反転をプレゼントしている。
感情の隙間が大きいほど、説得力が落ちることがありますが、
パク·ヘジンは、その間をうまく続いて、
ひとつひとつの場面からの深さが感じられる感情表現を示す。
所属事務所関係者は、
「完全主義的な気性のせいで俳優本人はまだ準備が徹底していない状態で
フィギョン役を引き受けた部分については、ある程度の後悔もしているようだ。
準備されていない状態で演じるのは俳優の姿勢ではないという考えのためだ」とし、
「しかし、実際大衆の反応が良くて当惑していることもある」と伝えた。
所属事務所側は、
「ジェギョン役にも本人が愛着と欲が多かったが、結果的には徽慶役を演じ、
着信作品やキャラクターの半径が広がり、積極的に受け入れている。
さらに高校生の役まで入ってきている」とも話した。
パク·ヘジンの次の作品は「ドクター異邦人」は、
このドラマで彼は秘密を持った立体的な天才キャラを演じる予定だ。
多分「ドクター異邦人」を通じて見せてくれる不思議なダーク男としての魅力を
「星から来た君」ジェギョンを使って事前に予告する計画を組んだのかは分からないが、
交換されたフィギョンを使って初めて見せてくれた、
純粋で明るいイメージのせいで「ドクター異邦人」での変身が伝える反転魅力が
より大きくはないだろうか?
危機を機会にして、その機会を再び成功へと変身させたパク·ヘジンという俳優。
彼の2014年はピンク色である。