「星君」パク·ヘジン活用法が惜しい理由
enews24 (2/11)
「星君」パク·ヘジン活用法が惜しい理由
誰がこのように愛することができるだろうか。
おぼろげになる初恋の思い出と一緒に愛することを忘れている今の時代に
イ・フィギョン（パク·ヘジン）の愛の方法は確かに多くの話題を投げる。
果たして私たちもそのような変わらない愛を、選択することができるだろうか。
もちろん、SBS「星から来た君」（以下、星君）の中の
イ・フィギョンは不足しているものが一つもない家で生まれた。
それだけ彼がどのような選択を下すおり、現実的な制約はあまりないように見える。
しかし、そのために彼のチョン・ソンイ（チョン·ジヒョン）に向けた至高至純した愛が
もっと特別に見える。
目的の誰とも会うことができる場所にありますが、
自分が愛するチョン・ソンイが、いつかは自分を見つめてくれないかという期待感で、
彼女のそばで「あしながおじさん」の役割を自ら要望しているからである。
当然、このプロセスは容易ではないだろう。
自分の愛する人がまた他の誰かを見て揺れる姿に傷を受けて、
応答のないエコーのように戻らない愛にもう一度、傷を受ける。
それが「いつも同じ場所」に立っている人がイ・フィギョン。
ところが、ここが気にかかる物足りなさの一つ。
イ・フィギョンはチョン・ソンイを愛し、彼女が必要なときに現れるれる黒騎士だろうか。
「星君」の中のパク·ヘジン活用法が惜しい理由だ。
劇中、パク·ヘジンが演じているイフィギョンは無数の可能性を持ったキャラクターだ。
事実、彼のチョン・ソンイへの愛はさらに立体的であることができる。
現実なら良家で、最高の純真な心まで自分のためだけに向けたイ・フィギョンに
チョン・ソンイは一度も目を向けたことがなかっただろうか。
一目ぼれではなかったとしても、
一生、自分の横を守ってくれた人、イ・フィギョンと知らぬ間にはまった部分がないか。
その後、チョン・ソンイが初恋だと称して、
自分を救ってくれた人、ド・ミンジュンの登場に揺れる過程が、
より複雑な三角構図を形成することができただろう。
加えて、外国人であるため、奇異な能力を持っているド・ミンジュンとは別に
イ・フィギョンは現実的な観点から、
ソシオパスである実兄イ·ジェギョン（シン·ソンロク）の実体を
暴くことができる唯一の人物である。
幸いなのは、劇が大詰めに向かって駆け上がっている過程で、
意識不明の状態だったイ・フィギョンが意識を戻した後、
彼の実兄がチョン・ソンイを殺そうとした人であったことを知った。
もう少し早く、イフィギョンが事実を知っていたら、
ロマンスの部分のみに焦点が合わせられた「星君」に
劇的変化を与えなかったのかという物足りなさがする。