![医学翻訳](https://stat.ameba.jp/user_images/20120210/18/t-honyaku/49/ac/p/t02200169_0300023011785701963.png?caw=800)
セメント(cement)と耐火物(refractory)の歴史は切っても切り離せません。
土木建築現場でよく使われるセメントの発明者は、J.Aspdinというイギリス人です。石炭や粘土(clay)を焼いたものは、水と混ぜて放っておくと固まる性質があることで特許を取得しました。このセメントをポルトランドセメント(Portland cement)と呼んでいます。これは、イギリスのポルトランド(Portland)島で産出する砂に色が似ていることからこう呼ばれています。
セメントは石材同士を接着するための接着剤、骨材、鉄筋を入れた建築用構造材料にどんどん使われるようになりました。
セメント産業は、石灰を焼くので二酸化炭素を大量に放出しているように見えますが、今では環境に配慮した超優良産業です。セメント原料のなかには、下水処理場で発生する汚泥や、各種産業廃棄物が利用されていますし、燃料にも古タイヤのチップも利用されています。
セメントの製造にはロータリーキルンという、内部が耐火物で覆われた直径数メートル、長さ数十メートルの巨大な円筒形の炉が使われています。
耐火レンガの歴史を製鉄の歴史と並行して考えれば、鉄器時代、刀剣の鍛造、鋳物の鋳造、鉄砲の製造と続きます。本格的な耐火断熱レンガの使用は、幕末期の反射炉、明治期の八幡製鉄所へと続きます。これらに供給される耐火物は、耐火粘土や、耐火粘土を中心としたケイ石質レンガでした。
![医学翻訳 ・分子生物学翻訳 ・生化学翻訳](https://stat001.ameba.jp/user_images/20120209/17/t-honyaku/fc/67/p/o0140015011783881539.png?caw=800)
大学や研究所で得た知識と経験を生かし、生命科学全般を対象に翻訳を手掛けております。最先端の技術内容に関する仕事が多いため、調査には十分な時間をかけた上で、読み手の立場を十分に配慮し、さらに原文のニュアンスや言葉のリズムを掴み、論理的で読みやすい翻訳文を提供できるよう努めています。
株式会社高橋翻訳事務所
医学翻訳 ・分子生物学翻訳 ・生化学翻訳 担当:平井