インフルエンザは警報レベルの流行に | 高橋翻訳事務所スタッフリレーブログ

高橋翻訳事務所スタッフリレーブログ

プロ翻訳家による丁寧な翻訳で海外・国内のホットな話題を翻訳家の視点で書き綴っております。

こんにちは。高橋翻訳事務所(http://goo.gl/25cZv)医学翻訳・薬事申請翻訳担当 Y.O.と申します。

医学・薬事申請翻訳立春を過ぎてもまだ寒さが厳しい日が続く中、例年以上のペースでインフルエンザ(influenza)の流行が広がっており、全国で警報レベルになっています。

国立感染症研究所・感染症情報センター(Infectious Disease Surveillance Center, National Institute of Infectious Diseases)のウェブサイトによると、現在国内で最も多く検出されているインフルエンザウィルス(influenza virus)はAH3亜型(A香港型)で、次いでB型、AH1pdm09の順になっているそうです。

乳幼児の症例でけいれんを伴うケースが多く報告されており、インフルエンザ脳症(influenza-associated encephalopathy)によるものである可能性があるため、仮に一旦けいれんが収まっても医療機関を受診するなど特に注意が必要です。

私も5年程前にAH3亜型(A香港型)にかかりましたが、急に高熱(high fever)、筋肉痛(muscle pains)、関節痛(joint pains)に襲われ、数時間後には自力で病院に行くのも難しい状態に陥ってしまいました。翌日診察を受けて薬を服用しましたが、それでも40℃前後を行ったり来たりする高熱が続き、年末年始休暇をすべて寝て過ごし、おぼつかない足取りで仕事初めに向かうことになりました。その後は毎年インフルエンザの予防接種(vaccination)を必ず受けていますが、予防接種を受けたら絶対にインフルエンザにかからずに済むという訳ではなく、万が一かかった場合に重症化するのを防ぐものだそうです。

予防接種を受けた方も受けていない方も、マスクの着用、うがい・手洗い、適度な加湿などの基本的な予防策を講じてこの冬を乗り切りましょう。

翻訳コラム担当者紹介
医療機器メーカーで実際に申請・治験業務に携わった経験を生かし、申請・治験業務担当者がどれほど厳しい状況の中で即戦力となる翻訳を求めているかを身をもって知っている者として、当局に受け入れて頂ける完成度の高い訳文をお届けできるよう、医療分野や薬事動向に常に目を向け、現場の皆さまのお声を聞かせて頂いております。 また、大学で学んだ言語学の分析手法や翻訳・編集の会社での経験に基づき、自身の訳文が曖昧さのない、用語の整合性がとれたわかりやすいものとなっているか、批判的に多方向からのチェックを行い、最善の状態で納品させて頂くことを念頭に置いております。
株式会社高橋翻訳事務所 
医学・薬事申請翻訳看護・介護・医療翻訳  担当:Y.O.