1月の全豪オープン(Australian Open)でベスト8入りした錦織圭選手の活躍もあり、日本でも注目が高まっている男子テニスですが、現在はデビスカップが行われています。デビスカップは1900年から毎年開催されている伝統的な大会で、各国から代表4選手が選ばれ、各試合は3日間にわたって行われます。初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合、3日目にシングルス2試合の計5試合を戦い、先に3勝した国の勝利となります。出場国はグループ分けされ、トップレベルの「ワールドグループ(World Group)」には16か国のみが参加できます。ワールドグループの16チームはトーナメント方式で戦い、決勝戦は11月16日~18日の日程で開催される予定となっています。日本は昨年のプレーオフ(Play-off)でインド相手に4対1で勝利し、27年ぶりのワールドグループ昇格を果たしました。
トーナメント1回戦のクロアチア戦は2月10日から12日まで兵庫県で行われ、10日の初日はシングルスで添田選手が勝利しましたが、期待の錦織選手は身長208センチを誇るカロビッチ選手の強烈なサーブに苦しみ、ストレート負けを喫しています。クロアチアは国別ランキング(Nations Ranking)で7位と日本の17位よりも上位ですが、日本得意のチームワークを武器にベスト8を目指して熱い戦いを見せてほしいと思います。
コラム担当者紹介
スポーツ分野の翻訳を幅広く担当しています。私自身スポーツに親しんでいることもあり、普段からいろいろなスポーツについての情報収集に努めています。正確でありながら、実際にそのスポーツに関わる方々が見ても自然な文章、生き生きとした説得力のある訳文を目指しています。
株式会社高橋翻訳事務所
経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳 担当:佐々木
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