静岡県伊東市の田久保真紀市長が『東洋大学卒業』と学歴を偽ったと指摘されている問題で、市議会から不信任決議を受けていたが、辞任や失職ではなく市議会解散を選択したようだ。
私も今回の経歴詐称については、どうでもよいと思っていたが、問題はそれが判明したあとの市長の行動であった。
とても市議会と協力して伊東市政を運営していこうという思いがあったとは感じられなかった。
そしてある意味、この暴挙である。
TBSだったかテレビ朝日だったか、ワイドショーで市議会議員選挙をした場合と市長選挙をした場合の大まかな予算を発表していたが、たしか市議会議員選挙だと4000万円強、そして市長選挙だと2000万円強といっていたと記憶している。
今回、まず市議会議員選挙があり、余程の事が無い限りはその後に市長選挙という流れになると思われる為、伊東市の税金が6000万円強も使われる事になるのだ。
田久保市長は自分が正しいと思っているのか、何のために議会を解散するのか、せめてそのあたりを明確に会見などで述べてもらいたいものである。
もしかすると石破氏以上のハズレだったかもしれない…。