百条委員会が8日午後4時までに、中島弘道議長らに一瞬見せたという『卒業証書』の提出を求めていたのだが、これに対して田久保市長は期限直前に中島議長にまた『回答書』を提出したようだ。
7月には「自身の刑事訴追につながる可能性がある」などと提出を拒否し、回答書でも「見解を維持する」としていた。
中島議長は報道陣の取材に「百条委、市議会、ひいては市民を軽視している。」と憤ったそうだ。
当然である、田久保市長の行動はどう考えても市民をバカにしているとしか思えない。
卒業したとされた東洋大学からは、卒業ではなく除籍との公表があったし、当然の事ながら卒業証書がある事自体がおかしいのであり、一瞬見せたものとはいえ本人がそのような行動をした以上はそれを確認するのは当たり前の事であろう。
伊東市とはまったく関係のない私だって、この行動は保身のために関係各位や市民をバカにしている行動としか思えない。
本人は8日、百条委から出席を求められている13日の証人尋問について「前向きに検討している」と自身の交流サイトで明らかにしたらしいが、7月は出席を拒否しているし、どうせ欠席の口実を考えているのだろう。
よくもこんな市長を今でも4割近い市民が支持しているか理解に苦しむ。
最終学歴を偽った事自体は、悪い事だがさほど大した事だとは思わない。
しかし、その後の言動は田久保氏が市長としての資質を欠いているとしか思えないものばかりなのだから…。
