保険証、そして免許証、次は… | ひでっちのブログ

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カバン屋のオヤジです。仕事関係もですが、旅行や食事など、個人的な趣味趣向を中心に感じた事をとりとめもなく書いていきます。

マイナンバーカードに運転免許証機能を持たせることを可能にした改正道交法について、警察庁は12日、施行日を来年3月24日とする方針を明らかにしたそうだ。

マイナンバーカードの取得が任意である以上、当然だが切り替えは義務ではないようだ。

『マイナ免許証』の新設に伴い、取得や更新の手数料を見直す同法施行令改正案なども発表されたようだ。

4道府県で始めている更新時のオンライン講習も全国展開するのだそうだ。

マイナ免許証は現行のマイナカードのICチップに免許の種類や有効期限などを記録するのだそうだ。

その利点としては、住所や氏名の変更手続きは自治体への届け出だけで済み、取得・更新に伴う費用が安くなるという。

政府は12月にマイナカードに保険証機能を持たせたマイナ保険証に一本化する方針だが、免許証については改正道交法施行後も従来の免許証とマイナ免許証の両方を持つことができるとしている。

ちなみに現在、免許証の新規取得手数料は2050円で、更新は2500円のところ、施行令改正案では、マイナ免許証の新規取得は1550円で、更新は2100円になるそうだ。

ただし、切り替えが任意である以上、警察の仕事量は少なからず増えると思われるし、免許の提示を求められた際にマイナ免許証所有者は、現行の免許証所有者に比べて確認に時間がかかりそうな気もするが…。

最後に私事ではあるが、我が家ではこのところずっと妻がゴールド免許、私がブルーの5年免許が続いており、更新の度に「あれっ、ゴールドじゃないの?」という軽いいじめが続いているが、もしもマイナ免許になるとそんな事もなくなるのかもしれない。(笑)

最後になるが、政府はいったい何を考えているのだろうか。

政府方針として、保険証や免許証をマイナンバーカードに一体化したいのなら、マイナンバーカードの取得義務化をすべきであるし、今回の免許証のように任意にするのなら、なぜ保険証は一体型にするのだろうか?

任意なのか義務なのかはっきりしないから、よけいなクレームまで起きてしまうのだ。

おそらく政府の方針は『マイナンバーカード』の取得義務化なのだろうから、それならそれでしっかりと方針を決め、国民への説明をし、計画的に進めてもらいたいものだ。

そうでないのなら、マイナンバーカードも住基ネットと同じように自然に廃止の方向に向かうのではないだろうか。