現在、台風10号は乾燥した空気の影響で発達できずにいるらしいのですが、この先は再び発達し始め、最盛期となる28日(水)頃には『非常に強い』勢力の台風になると予想されています。
日本への上陸時にもあまり勢力を落とさない見込みとみられています。
進路の予想を見ると、昨日までの進路予想よりも西寄りに変化していて、台風10号は屋久島の南までは寒冷渦の影響で西北西に進む見込みとのことです。
そこからは北北東に転向して、28日(水)〜29日(木)頃に西日本に上陸する可能性が高くなっているようです。
その後は温帯低気圧の性質を帯びながら西日本を通過して日本海へ向かい、日本列島に沿うように進む見通しだそうです。
進路に近い地域では暴風の影響が大きくなることが懸念されており、瞬間的に秒速40m〜50mの猛烈な暴風が吹き荒れるおそれがあるそうです。
日本列島通過時の台風の移動速度が遅いとされているため、停電や物流への影響などが数日にわたり継続するおそれもあります。
進路の東側に離れた地域でも風が強まり荒天となるおそれがあるため注意が必要なようです。
また、四国など西日本を中心に、南東からの風が山にぶつかる地域などで雨量がかなり多くなるおそれがあるようで、台風の接近前からの総雨量は300mmを超える可能性があり、河川の氾濫や土砂災害等に十分に警戒する必要があるとのことです。
正直、台風の進路が関東直撃を逸れてくれて安堵する気持ちと、また西日本に影響が出るのではないかとの心配で、非常に複雑な心境です。