黄善洪監督が指揮する韓国U-23代表が日本時間の26日の午前2時30分から行われた準々決勝のインドネシア戦で、2対2のまま延長戦にもつれ込んだ後、PK戦で10対11で敗れていたのだ。
韓国は前半15分、インドネシア選手のシュートが韓国選手に当たってこぼれると、これをラファエル・ストライク選手に先制ゴールを決められた。
その後、韓国は同点に追いついたが、前半ロスタイムに再びインドネシアにゴールを決められ、前半を1対2とリードを許して終えたそうだ。
後半25分には韓国のFWイ・ヨンジュン選手が相手の足首を踏む反則により最悪の退場となった。
しかしそんな中、韓国は後半39分に同点ゴールを蹴り込み、劇的に2対2の同点に。
ところがこれで終わらないのがテコンドーサッカーである。
後半ロスタイム、黄善洪監督が審判に激しく抗議したとして退場となったのだ。
そのまま延長戦では得失点はなく、監督不在の韓国はPK戦を2巡目に入る12人目まで行い、12人目を韓国が失敗して10対12で敗れる事になった。
これで韓国のオリンピック連続出場は途切れる事となった。
それにしてもアジアの実力差は拮抗してきているようだし、今大会の勝敗はそれ以上にレッドカードが左右しているようだ。