それでもEV神話は続くのか… | ひでっちのブログ

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カバン屋のオヤジです。仕事関係もですが、旅行や食事など、個人的な趣味趣向を中心に感じた事をとりとめもなく書いていきます。

昨日、友人から電話があった。

何度も食事には行っているが、電話で長々と話したのは初めてかもしれない。

彼の奥様から文句を言われた話を延々と聞かされたのだが、その原因がEVだったというのである。

彼は現在テスラのEVを所有している。

納車された当初は私も自慢されたが、乗っているうちにデメリットも感じるようになったそうだ。

彼はテスラの車を所有しているくらいだから、かなりの収入もあるようだし、他にも2台の車を持っている事も知っている。

さて本題に戻すと、彼の、いや正確には彼の奥様のクレームは2点あるらしい。

1点は、電気代がかなりかかるようなのだ。

現状は電気代そのものが高騰している為、よりそう感じるのだろうが、これがバカにならないようで、彼はテスラ車を所有しているが、ほとんどの場合はトヨタのハイブリッド車を使用しているらしい。

それともう1点だが、2月に点検に出すとタイヤ交換を勧められたというのだが、彼のテスラ車は納車されて3年経ったくらいだと記憶している。

しかも、納車当時は結構乗り回していたが、上記のような理由で最近はほとんど乗っていないにも関わらずである。

販売店によると、EVはバッテリーの重さのせいで車重が重く、そのためにタイヤ交換の頻度が高くなる傾向があると言われたそうだ。

もちろん購入の際にはそんな事は聞いてもいないらしい。(テスラ車購入の高揚感で聞き漏らしたのかもしれないが…(笑))

つまりは、奥様からのクレームは2点とも維持費の問題であるらしい。

実は私は以前より彼にEV車をあまりお勧めしない事を伝えていたが、その中にタイヤの消耗の早さは考慮していなかった。

いくらEVが環境に良いなどと考えられていても、現実的には発電所での二酸化炭素放出やこれらの維持の点で、少なからずクリーンビークルという名前は正確ではないと思っている。

どのみち、ガソリンエンジンにせよ電気モーターにせよどこかで二酸化炭素を排出する事には違いが無いのだし、EV車が上記のような問題を抱えている以上、環境に良いと自慢げに語る事は出来ないと思うのだが…。