岸田首相は、月内に実施する内閣改造・党役員人事で、公明党が長年確保してきた国土交通相ポストを引き続き「公明枠」とする方針を固めたそうだ。
自民内ではポスト奪還を求める声が高まっていたが、選挙協力を巡って亀裂が生じた自公関係の修復を優先するため、閣僚枠については公明への配慮を示すのだと思われ、斉藤国交相を留任させる調整を進めているという。
岸田政権を中枢で支えてきた自民の麻生副総裁も留任させる方針らしい。
国交相は建設、運輸、観光行政などを所管し、業界団体にも影響力を持つポストで、自公が政権復帰した2012年から10年以上、公明が独占しており、自民内では奪還論が強まっていたらしいのだが…。
もはやどうでもよい。
有権者の1人としては、あまりにも無責任な発言のようだが、いまや私の気持ちは自民党にはないし、ましては公明党など論外である。
いまだ気持ちは支持政党探しに揺れ動いてはいるが、今のところ玉木代表を長とする国民民主党が最有力となりつつある。
もちろん自民党内にも応援している議員は少なからずいるのだが、おそらくは岸田政権下では高市氏も小野田氏も和田氏も杉田氏も冷や飯を食わされるんだろうから…。
勝手な希望は色々あるが、一番実現可能性の高い希望としては、菅前首相に再登板してもらいたいということだ。