まず最初に書いておくが、芸能人が不倫したとかの問題は、個人的にはどうでも良い問題である。
しかし、それ以上に興味のある話が飛び出してきたようなので、書かせて頂きます。
広末涼子とのW不倫で渦中のミシュラン1つ星店の元オーナーシェフの鳥羽周作氏がペラペラ喋ったことによって、W不倫騒動とは関係ない第三者が巻き込まれる事になっているらしい。
それが『ミシュラン』だというのだ。
鳥羽氏は、先の報道で「俺、別にメディアに出る前からミシュラン取ってたし、別にビジネスがうまくてやってたわけじゃない。」、「今年もこの不倫がどう影響するかわかんないけど、しなかったらもう一個新しい店もミシュラン取るし。内定はきてるから。」などと語っていたというのである。
もしもこの発言が事実なら、ガイドブックの信頼性にもかかわる大問題と言ってもよさそうだ。
ネットでも以下のような書き込みが増えているという。
「ミシュランの内定が出てるってペラペラ喋るのミシュラン的にOUTなのでは...」
「ミシュランって開店前でも星取れるんだw」
「鳥羽シェフの記事を読んだのだが「もう一個新しい店もミシュラン取るし。内定はきてるから。」って、どういうこと?オープン前のお店が星とれるの???」
「星はないけどちゃんとしたフレンチを食べられるお気に入りのお店があるから、ミシュランに頼る必要はないが、気にはなる」
「ミシュラン1つ星のsioの店長の鳥羽氏が、オープン前の店の自分の店にミシュラン星の内定が決まってるという発言。ミシュランガイドの信用度0です」
一部ではあるが、こんな感じである。
そもそもミシュランは、世界的なガイドブックの権威として知られており、フランスで訓練された評価員が、覆面でお店を訪問し、厳しく食の質を評価しているというが、2016年には韓国でソウル版発行に際し、政府関係機関がミシュランに4億ウォンを支払っていたと報道され、問題になったこともあったそうだ。
「2007年11月にアジア初の東京版が出版されました。ミシュランの星付きレストランと、『ミシュランガイド●●版』は別で、あくまでガイドブックの立ち位置。ガイドブック制作に国や自治体が介入するのは業界では当然のこと。飲食業界や観光業界を盛り上げるためですからね。その後、日本でいえば地域別ガイドを出していますし、庶民的な店なども載せています。三ツ星レストランは覆面調査員など厳格な審査があると思いますが、ガイドブックを充実させるために掲載店舗数は必要ですから、その他の最高峰の評価以外、一つ星やビブグルマンなどは調査員のヒモ付きのレストランが載っているケースもあるとシェフの間では疑問は出ていますよ。業界で"顔バレ"した調査員が紹介やツテのある店に行って、無償で料理を提供してもらっているんだから、低評価できないよね、という話。鳥羽さんが言っていることの真偽は分かりませんが、『内定が決まっている』というのは物議を醸す発言でしょう。」とミシュラン掲載店も取材する事があるグルメ誌編集者は言っているそうだ。
日本で正当に調査している調査員にとっても、鳥羽氏の発言は妙な憶測を招きかねず、迷惑のほかないだろう。
つまり鳥羽氏の発言は、その真偽に関わらず大問題な発言である事は間違いないのである。
もっともそんな事を書いている私の家では、ミシュランガイドは完全無視だし、★付きの高級店などは余程特別な日以外は候補にも挙がらないのだが…。(泣)