昨年12月、シカの仲間の特定外来生物『キョン』が、これまで生息が確認されていなかった茨城県内で初めて撮影されたそうです。
キョンといえば千葉県で有名になっていて、農業被害や悪臭などによる問題も起きているようです。
千葉県によると、キョンは千葉県南部の17の市と町に定着していて、猟友会がワナを設置するなど、北部への生息域拡大を防ごうとしているそうです。
しかし、今回、千葉県と茨城県の県境から40キロ以上離れた茨城県石岡市で姿が確認されたとの事。
遠路はるばる千葉県から移動したのかもしれませんが、その可能性については、キョンの生態に詳しい専門家によると「人が人的に移動させた可能性も否定できない。」としているそうです。
もしそうであればどんな理由があれ、今後の環境保全にとって重大な罪を犯したことになります。
頭数が少ないうちに駆除できる事を願っています。