考え方しだいだが… | ひでっちのブログ

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カバン屋のオヤジです。仕事関係もですが、旅行や食事など、個人的な趣味趣向を中心に感じた事をとりとめもなく書いていきます。

茨城県つくば市の桜川で、中国原産の外来魚ハクレンが大量死していたらしい。

同市から土浦市までの流域約10キロに数千匹の死骸が浮いているとみられ、県土浦土木事務所が回収作業を進めているという。

同事務所は25日、桜川でハクレンの死骸が浮いているのを確認、水位を制御する田土部付近に死骸が多かったことから、下流となる同市栗原と同県土浦市田土部に架かる桜川橋付近にオイルフェンスを設置したそうだ。

29日には、さらに下流の同市下高津などで回収を続けているという。

大量死の要因について、同事務所は、堰を閉じたことで下流の水量が一時的に下がったことを挙げ、「水量減による窒息死と推量している。」としているらしい。

桜川漁協の鈴木清次組合長は「死んだハクレンで真っ白だった。こんなことは初めてだ。」と話したそうだ。

考え方にもよるが、ハクレンは桜川や霞ヶ浦の漁業にとってどのような扱いなのだろうか?

本来そこに存在しない外来魚なので、それが大量死したからといって問題があるとは思えない。

もちろんこれが水質汚染などの環境変化による問題がからんでいれば別ではあるし、死骸の処理などの問題が発生する事もあるが…。

いずれにせよ、原因が明確になれば大した問題ではなく、むしろ外来魚を大量駆逐できた事は喜ぶべき事ではないだろうか。

もっとも、桜川や霞ヶ浦には、他にも多くの外来魚が生息している為、それでも少しだけ良くなった程度なのだろうけど。