茨城県内各地で始業式を迎えた6日、茨城県警は、水戸市内で児童らの登校時間帯に通学路の交通取り締まりを行ったそうだ。
持ち運び可能な速度違反取り締まり装置を使用し、行き交う車に目を光らせたという。
同装置が設置されたのは、同市姫子の市立梅が丘小近くの通学路で、制限速度30キロの県道だったそうだ。
同日午前7~9時ごろ、中央線のない道路を多くの車が行き交う中、小中高生が徒歩や自転車で通学しており、機器に気付いて減速する車も目立ったらしい。
県警は、6日~15日を『入学期における交通事故防止活動期間』と定め、各地で取り締まりなどを実施する予定だという。
水戸署の平根英一交通官兼交通1課長は「今月は新入学児童や生徒が不慣れな道を通学する。速度を控えめに、思いやりを込めた運転を。」と呼びかけたそうだ。
県警交通指導課によると、同装置は2020年12月に2台導入され、道の狭い通学路や生活道路で活用し、2021年は347件、2022年は696件の速度違反を摘発したそうだ。
目的については十分に理解できるのだが、一方で自転車通学などの交通マナーの徹底や取り締まりなども同時に行ってもらいたいものである。
車サイドが気を付ける事で交通事故などはかなり減るとは思うが、思いのほか自転車などのマナー(交通ルール)違反も目立って多いと思われる。
一方だけでなく双方の取り締まりをお願いしたいところだ。